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ヤマギシ会発足70周年 今の景色・新しい景色


ヤマギシ会発足70周年
今の景色・新しい景色

 

新しい景色って何だろう?

印刷 ⇒ 令和5年3月
 
◯年間テーマ
ヤマギシ会発足70周年
今の景色・新しい景色
 
◯3月度テーマ
新しい景色って何だろう?
 
 

この冬はとても寒かった印象ですが、3月に入り蕗の薹も芽を出してきて春の訪れを感じるこの頃です。また3年間続いたコロナ対策も、「マスク着用は個人の判断で」と少しずつ変化してきて人の動きも活発になってきているようです。実顕地間でも六川へのミカン収穫などに動いていますが、今月は大潟実顕地への種まき準備交流など賑やかになっていきそうです。
 
村ネットへの投稿にも次のようなものがありました。
成田実顕地に行ってきました。
岡部の9人で、久しぶりに成田へ行かせて貰いました。夏野菜の広ーい畑の片付けを久しぶりにみんなで動いて気持ちがよかったです。
成田からお礼のメールが来ました。
今日は、ほんとうにありがとうございました
重苦しい気分の日々が続いていたけれど、岡部9人衆といっしょに作業することで、気分は実に軽やかに。寸前のところで救われた感がする。
「共に」とか「ひとつ」とか、大事なものを忘れてしまうところだった。
助けられた。ほんとうにありがとう。感謝!
榛名からもコメントが。「人が動くっていいね。榛名にも来てね。」

新しい景色って何だろう?新しい景色というからには、今まで見たことがなかったことが新しい景色だろうと「今日はあれを見た」「昨日はこんな景色を見た」というように、見えてきた新しい事象が研鑚会では盛んにでています。一方ある職場の研鑚会で、自分が新しいと感じたことを出してみようという話になりました。新しいって何だろう?毎日、日が昇り、沈む、体の中で細胞が入れ替わる、常に新しいと言える。毎日同じことをやっていたとしても、改めて無意識にやっていることを意識してみたら、まったくいつもと違い新鮮で新しい感じがしたという話も出ていました。
食生活で、おでん用の餅切りをした時、1人でやり始めていたら、まわり仕事をしてくれる人が来てくれた。いつもと同じで良くある場面の様な感じがしたけど、改めて、その人の動きをみてみたら、動きの中にあるその人の気持ちがみえてきて、新鮮で新しいと思えるようになったそうです。
会員研鑽学校が豊里で開催されていた間、豊里でも研鑽学校と同じテーマで研鑚会をしようと『目の前の人を自分と観る』ということで、考えたことがありました。普段あまり考えてみたことのないことでも、新しい視点で自分を観たり、相手を観てみるとまったく違う世界がみえてくるような気がしました。
今月も共に探り研鑽していきましょう。

実顕地研鑽部
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コメント

  • 佐々木久江

    昨日の村つくり研で 今月のテーマ
    新しい景色って何だろう?の なんだろう?が
    入ってきた 
    独りだけ知りたい、わかりたい世界ではなくて みんなで考えること、出し合うことで
    すすんでいくかんじがした
     ともに研できいていた例が違う人から聞くきくと 全然ちがってきこえてくる

  • 佐々木久江

    今日出発研で加藤モリスケ君の受け入れ研をしました。印象的だったのはみんなのきいている空気感というかシーンとして ほんとに包み込むようななんともいえない静寂感を味わいました
    モリスケ君から出ていた わからない ということについても これからみんなで一緒にしらべてみたいと意欲がでました

  • 佐々木久江

    研学ともに研、10日間毎日楽しかった 
    研学の実践テーマの研鑽が面白かった
    目の前の人を自分と観る 目の前の人って観ると
    色眼鏡が外れた
    それも目の前の人を自分と思うじゃないんだよなあと シニアも若いもんも出していた
    そんなとっかかりから実践してみようとなって
    いって ひとりひとりとやっていく楽しさを
    味わった
    放す楽しさは快適 今を生きている自分にしかで
    きないんだよね

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    今年のテーマ「新しい景色」ってピンとこないなぁ~、多分、景色を映す私のレンズが曇っているんだろう、ちょっとでも磨きたい。
    そこへ、「研学ともに研」の呼びかけ。
    研鑽学校の実践テーマをやりながらの10日間でした。
    『目の前の人を自分と観る』
    前にもやったけど何にも浮かんでこない、自分と見るなんてうっとうしいかも・・・などと思い巡らせていたところに
    「これは実践テーマ、やってみることかも!」という声。
    そっか~と1日やってみた。
    気分が明るくて楽しくて軽い・・・普段、それほど暗い毎日ではないつもりだったけど。
    出会う人に、何か話題を見付けて声をかけてみたくなる。
    色んな人に囲まれて暮らしているんだなぁ~、こんな豊かさのなかにいる自分だった。

    「新しい景色」って、ずっと目の前にあったみたい。

    • 麻野幸子

      「目の前の人を自分と観る」
      やってみて、こんな感じがいつでもだとイイなぁ、と。
      私の観方・考え方になったら、出来るんじゃないか?と思いついた。
      翌朝、私の言動がキッカケで、かなり腹を立てている人が目の前に。
      その理由の意外さにビックリしたけど、気持ちは穏やか。
      フワ~と「目の前の人を自分と観る」と浮かんできた。
      その人の言いたいことも伝わってきて、素直に相槌の言葉も出てくる。
      しばらくすると、目の前の人の表情がかわり、ニコッと笑った。
      私もニコっとして別れた。
      今まで見たことがない、新しい景色が広がっているような・・・

    • 麻野幸子(豊里実顕地)

      研学ともに研の中で、事実は見ること、聞くことができる、とあらためて気がついた。
      ひとり一人が見て、聞いた事実がある。そして、考えた考えがある。
      事実そのものとは異うし、あなたの考えとか私のとか、理にそっているかどうかとは別。
      それは、かけがえのない、貴重なモノに映ってきた。
      すると、
      「みんなの考えでやる(あなたの考えも私の考えも全部尊重する)」
      今までの、全部尊重しなければならない感が消えていた。
      当然、当たり前だなぁ~と思える。

      「新しい景色」は拡がっている。

    • 麻野幸子

      金曜日の村づくり研で、「目の前の人を自分と観る」というテーマを研鑽した。
      「皆んな自分になる」と呟いた人があった。
      聴いて、あ~豊かだなぁと感じた。
      3日経って今、私はどんな豊かさを感じているのかと考えてみた。

      「豊さ」って、豊富、無尽蔵、限りが無い、汲めども尽きぬ・・・
      それって、人間の知恵のことかな? 
      今生きている人間だけでなく、過去、そして未来の人間の知恵も!
      そして、浮かんできた。
      ヤマギシ会趣旨の(1)方法
      『本会の趣旨を実現するために、全世界の頭脳・技術を集合する研究機会を設け、それを実践する』

      絵に描いた餅が、すぐ食べれるホカホカの搗きたて餅に変わった。
      新しい景色のなかにいる。