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みんなで芋掘り

三年くらい前、地域会員さん達の熱い思いに乗っかる感じでぴよっこ合宿をたちあげました。それまでは、会員さんは熱く会活動する人で、私は熱くもないし、実顕地でやっている立場で、会員さんと一つとは思っていなかった気がします。そんな自分でも、春日山にいる一役でやれることがあればと関わり始めました。地域で子育てしているお母さんの話が新鮮でした。１年３６５日２４時間ずーと子どもと一緒で少しの時間離れることを自分にも子どもにもプレゼントしたかったとか我が子はこんな子と決めつけていたのに気が付いたとか。実顕地と地域では具体的な事は違っても考えたい事はいっしょだなと思いました。テーマ「育てたいのは共に生きる力と心です。」毎回このテーマで考えてきました。私にとっても日常の事柄から離れて大きな視野でどんな子に育ってほしいかをたくさんの人と考えられるのは貴重でした。一参加者から主催者としてつくる立場でやり始め、より楽しくなってきました。時には、我が子が病気になり子どもはキャンセルだけど自分はスタッフを降りるわけにはいかず、村で看てもらいながら、やったこともあります。実顕地だからこそやれる企画で実顕地にいる自分の役割を意識できたことも大きかったです。最近は１００人規模になり次の展開も考える時期かなと思っていますが、親にも子どもにも必要な１泊２日の合宿を用意し続けたいです。
(春日山　波田朋香)

お兄ちゃんと一緒に