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牛の分娩の様子 【別海】


別海実顕地酪農部の分娩舎では一日平均3頭、年間約1000頭の分娩があります。

今回の分娩舎担当は酪農部の鎌田未来さんです。

【別海実顕地 井口義友】
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コメント

  • 井口義友(別海)

    宮部典央さんこんばんは、

    スイスに牛は何頭いるのですか?
    牛の世話は初めてとのことですが楽しくやれてよかったですね。

    • 宮部典央(スイス)

      高速道路を挟んで、シュナイトベルク農場とハルデ農場の二箇所があり、母牛と仔牛と雄牛全部合わせて
      100頭くらいです。
      ここは肉牛の育成と繁殖を主にやってます。

  • 宮部典央(スイス)

    僕も今期から農業部の配置になり、牛の世話をしています。
    スイスの場合は、自然分娩で母牛にまかせっきりなので、朝分娩舎へ行ったら仔牛が生まれている
    という状況です。
    先日こんな事がありました。
    朝分娩舎に行くと仔牛が生まれてたのですが、大概の仔牛は生まれてから直ぐ立つのですが、この
    仔牛は何時見ても寝てばかりで、母牛もそんな仔牛を平気でほっといて餌を食べに行ってたりと、あまり
    子どもの世話をしてない様子で、母牛の乳房を見ても全然膨らんでなくて母乳も無さそうだという事で、
    急遽仔牛にミルクを飲ませる事になりました。
    まずは母牛と離して別の農場に連れて来て、哺乳器で隣の農場から貰ってきた生乳を飲ませようと
    したのですが、相変わらず立とうとしません。 身体をブラシで擦って何度か立たせようと試みましたが
    なかなか立ちません。 寝たままではミルクは飲みづらいようです。 
    何度か試みてるうちにほんの僅かな時間だけ立つ様になり、ミルクも少し飲むようになりましたが、
    生まれてから一日半も経ってます。
    今が母牛に戻すチャンスと、母牛のところへ連れて行くと、立ちました。 母牛の乳房も張っていて
    母乳が溜まっているようです。 自分から母牛に寄って行き母乳を飲み始めました。
    やれやれこれで一件落着です。 僕はこの仔牛に密かに『レイジー』と名前を付けました。
    日本に居た頃は養鶏ばかりで、養牛は初めてですが、自然から学ぶ事は楽しいばかりです。