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ボールのないサッカー合宿【春日山】


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豊里ファームの開店で盛り上がっている中、春日山では4月5日から7日までの2泊3日で恒例のサッカー合宿が行われ、参加者は中学生43名小学生31名スタッフ10名の計84名で、賑わいました。

1-2013-04-05 サッカー合宿

今回で4回目になりますが、サッカー合宿なのにサッカーボールを持参しないで農作業と自分達で生活を作っていくということで、全期間7回分の食事の調理をしたり掃除をしたりしていました。

堆肥まきもやりきりました

堆肥まきもやりきりました

サッカー合宿のテーマは、「感じる、伝える、自ら動く」「体験ではなく、実生活」「全体像の中での役割を知る」「やらされている、指示を待つのではなくて、自ら考えて、自らが発案し、話し、行動する」ということで、やっているそうです。

今回は初めて養豚部でも高学年6名を受け入れました。子ども達は、80キロ~100キロもある豚と同じ部屋に入る事だけでもかなりのハードルだったようですが、さすがはサッカー合宿!意外に人気があり、挑戦してみたい子が沢山いました。

最終日、監督が子ども達に、「サッカーが上手いだけでは、全国大会の常連チームにはなれない。この合宿でできなかったことを意識して、自分を変えていくことにチャレンジして人間性を磨いて欲しい」と言っていたことが心に残っています。

3月にも、大阪から別の小学生サッカーチーム40名が春日山に合宿に来ました。農作業をしながら合宿生活を送ることが、社会から求められているようで、春日山をもっともっと活用してもらいたいです。

子ども時代に春日山でサッカーの合宿をしてきた子ども達が、将来有名選手になることもあるのかなあと夢を膨らませたり、去年小学1年生で参加してみんなの後に付いていくのが精一杯だった子が、一年経ちチームに溶け込み逞しく成長している姿も嬉しくて、次回の合宿も楽しみにしています。

1-全画面キャプチャ 20130408 142228

【春日山実顕地 金子淳子】
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コメント

  • 金子淳子(春日山)

    春日山で受け入れさせてもらったサッカー合宿がホームページ上でも掲載されていましたので紹介します。
    http://www.avenidasol.org/avenidasol_activity_detail/130405.html

  • 橋口利明

    養豚で受け入れさせてもらいましたが、豚の連分けは「やばい!」とか「ビビる」とか言って、最初は豚舎に入れなかったが、気合いを入れてみんな飛び込んだ。
    次は豚舎間の通路美化を鉄スコップを持ってやってもらったが、みんな2時間まじめに掃除している姿をみて驚きました。さすがに持久力も鍛えられていましたね。孫年代と一緒にやって楽しかったです