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サッカー合宿を受け入れて


 

 4月7日~8日で、春日山の近くのサッカークラブチームの小学生32名、コーチ4名が今年も春日山へ合宿にきました。
(このクラブチームは、6年前春日山で練習をはじめて何回か春日山で合宿をしているチームで、全国大会までいったそうです。)

合宿の目的:「生きる力と食事指導、団結、農作業をとおして」

ということで、2日間蔬菜部で受け入れて貰いました。

コーチ
できるだけ苛酷な作業が良い」
とのことで、ねぎ定植や畑の石拾いをして貰いました。

 2日目の朝は作業2時間の予定でしたが、時間になっても石拾いが終わらず、時間オーバーしてやりきって、畑がとってもきれいになったそうです。

蔬菜の宮崎くん
「若いパワーをもらった。一緒にやれて楽しかった」
といろいろ感じたことがあったそうです。

 食事指導ということで、食べることとそのつながりをとても大事にしていて、いつもはお母さんに作ってもらっている食事を自分達で作るところからやりました。

 朝5:00起床で5:30からおにぎり作り、みそ汁作り、夕方のカレーは飯ごうでごはんを炊いて、野菜を洗って切るところからやりました。

 小学一年生になりたての子もいて、みんな一生けんめい慣れない手つきで、自分のやれることを探してやっていて、かわいかったです。
朝からおにぎり4コ~5コ、昼はラーメン3杯、夕方カレーも70人分くらいの量で作りましたがほとんど完食。体は小さいけどよく食べるのにびっくり!! 食事は残さない、みんなで協力し合って食べる。とにかく食べこんで体づくり、体力づくり、食べたらどうなるか、食べなかったらどうなるか、自分でわかっているからとコーチの方が言ってました。

 食べものの背景や たくさんの人が関わってくれていて自分達がいつもごはんを食べることができているということを伝えたいとのことで、メニュー紹介もさせて貰いました。

 閉会式では ごはんを一番いっぱい食べた子が賞をもらっていました。

 コーチが
「一生のうちでサッカー選手としてやれる期間は長くないから、その後の人生を人としてちゃんと生きていけるように…」
と子供達に言っていました。

 全体指導しているのは25才のイケメンコーチです。帰る前の会場美化は、
「来た時よりきれいに」
でやってくれていました。

「強い選手を育てるのではなく、すばらしい選手を育てたい、すばらしい選手が集まれば強いチームになれるから」
とコーチの方。

 将来どんなすばらしい選手が育つのか楽しみです。

 本当は3ヶ月に1回くらいは来させて貰いたいのですが…とおっしゃっていましたが、これからも繋がってやらせて貰えたらと思いました。

【春日山実顕地 岡本郁恵】