モンゴル特講開催
モンゴル16回(通算2010回)特講、やってみて。
7月31宵闇迫る関西空港を後にして、農場に着いたのが1日の2時でした。
世話係は、オドーさん(男)奥さんは春日山にも来たことのある第4回モンゴル特講の参加者、印刷会社のオーナーでもある。
バギーさん(男)豊里で5年実習した人(ガンゾリグの大学の同級生)で、公務員、実に熱い人で、奥さんは病院の先生。
ガンゾリグ(男)毎度、お馴染み、今回は新しいトイレを一人で掘って、新設。
後は、日本から行ったヤナギandジュン夫婦。
通訳は、豊里で5年実習したことのある日本語検定2級の25才の若者・
生活は、春日山実習生のチンバさんの奥さん
参加者のバジーさんの奥さんのチメゲさん
特講の準備研で、大体の予定を話すと、オドーさん、バギーさん、オリゴ君の
自分の特講の時の話を延々と聞くというところから始まりました。
オドーさんは、日程について、ものすごい感心がありました。
それは、自分の時の特講はこうだった、アアだったという話で、3人の話で、
怒りの研鑽が3日目の午前中に終わるなどというのはあり得ないという話が、
多かったように思います。
それでも、「まあ、やってみっか」で、始まった特講。
まずは、「怒りの研鑚」に思い切り力を入れるところから始まりました。
モンゴルのことわざに「山は馬を苦しめ、怒りは人を苦しめる」とあります。
まず、このことわざを知っているかと聞くと「ダーダー」と答えました。
そう思うかと聞くと「ダーダー」と答えてくれました。
では、怒りのない人になりたいかと聞くと「ダーダー」と答えてくれました。
あとは、簡単、腹の立たない人になりたいという強い願望が、
「なぜか」「ヤーガタ」という厳しい問いに自らに向かい合うことで、
その人にしか出来ない「自分の中に埋設されている能力」
「気付き」を導き出していくのですから。
そして、「気付き」は波及するということも確認できました。
三日目の昼前、モウ腹の立つことはないかと尋ねると同時に、
「OKか」と親指を突き出すと、
参加者全員が、親指を差し出し「OK」{OK}と親指を突き出しました。
オドーさん、バギーさん、オリゴくんも同時に「OK」と反応したのが、
面白かったです。ガンゾリグの嬉しそうな顔。
あとは、推して知るべしで、最終日、ロシア系と思われるバギーさんが、
手を繋ごうといいだし、万歳三唱をして、この運動をやりましょうと来た。
とってもいい特講でした。
6日目の午後、実践の書の「知的革命」のところが訳していなかったので、
フッと時間が余ってしまった。
すると、バギーさんが豊里の実習生の時に味わったヤマギシの村について
「話」をしてもいいかといいだした。するとオリゴもガンゾリグも話すという。
この三人の話は、淀みなくスピーディーなので翻訳はなし、
なにを話したかは分からないが、話す本人が興奮しているので、
ヤマギシの実顕地が、熱く語る内容があるということなのだろうと
推測した。話をしている三人は、場を得たりとばかりに嬉しそうでした。
参加者のソコさん夫妻の家でもらった蜂蜜があります。
息子さんが養蜂をやっているのでした。
愛和館でいつか出ると思うので、モンゴルの草原のハーブの花の蜜です。
どんな味がするのか楽しみにしていてください。
ちなみに、バギーさんやガンゾリグの故郷でもある、
中国との国境に近いゴビ砂漠の入り口付近に行ってきました。
パワースポットもありました。すごい、すごい。
今回のモンゴル特講およびそのぐるりのことなどを、
みなさんに、話す機会があればと思っています。
春日山のみなさんに送り出してもらって本当に良かったです。
ヤナギ(74才)ジュン(69才)まだまだ、元気です。
これからも、十分に使ってください。
春日山実顕地 柳 文夫
モンゴル16回の特講が始まりました。
参加者は12人、
夫婦が3組います。
家族が日本にいる人もいます。
和気あいあいの出だしです。
順の体調も良くなっています。
咳に良いというスープを頂いたり、
年寄りを大事にしてくれます。
今回は、ガンゾリグが世話かかりで参加。面白くなりそう。
今回の特講の食事が今までで一番美味しいです。
コスモスやシャトレーゼで買ってきたお菓子が大好評。
豊里で実習生だったセリカ(バッキー)が終わったらゴビ砂漠に連れて行くとのこと。順がよろこんでいます。
春日山実顕地 柳 文夫
第16回モンゴル特講が8月3日開催。
いろいろな経緯はあったが、結局、通訳は豊里で5年実習した日本語検定2級のオリゴ君25才。
始めは不安げだったが、だんだん流暢になって来た。
これで一安心。
豊里の肉牛、高橋さんの申し子である。
涼しいと聞いていたが、寒いくらい。
春日山の暑さがウソのようです。
印刷会社のオドさんが世話係に入ったので、垂幕は豪華である。モンゴルの地域会員の手づくりの特講である。
辺りは緑一色、ヤクや放し飼いのニワトリ。
雨やカミナリでまだモンゴルの青空はみていない。
準備研をしているが、時間がとまっているみたいとはこういうことかも知れない。
春日山実顕地 柳 文夫
熱中症警戒アラートが出ている日本の皆さんには申し訳ないけれど、こちらモンゴルは涼しくて快適です。
草原の緑や、ゆったりと動いている牛や馬を見ているだけで癒されています。
何羽かいる鶏が草や虫を啄みながら周りを歩いています。
なんとヤクもいます。ビックリ!
搾ったミルクを飲んでいますが、美味しいです。食卓にはけっこう野菜も出ています。
私はコロナの後遺症か、咳き込みがひどくて、それを見たオドさんが「羊のスープを飲むと風邪をひかないよ」と言っていたけれど、毎食飲んでいる羊のスープのおかげか、ずいぶん良くなってきました。
春日山養豚部チンバさんの息子が今回の特講に入るので、少し早めに来ているのだけれど、その子(18歳)とガンゾリグの末息子(まだ11歳)の2人が素直でかわいいです。
さっきまで一緒にバスケットをして楽しみました。
明日から特講が始まります。
私は3食の食事が楽しみですが、どんな特講になるのかも楽しみです。
皆さん、こんにちは。モンゴル国トブ県ビャンチャンダマン村の特講会場からダシュドング・ガンゾリグです。
世界中のヤマギシ会の皆さんに、今回モンゴルで特講を開催できたことを報告できることが嬉しいでです。
僕は、豊里実顕地の肉牛部の職場で3年間実習し、村の生活を体験して、国に帰った後5年ぶりにモンゴルでヤマギシズム特別講習研鑽会第2010回・モンゴル第16回を開催することが出来て、とても嬉しい気持ちで胸がいっぱいです。
僕達は2009年の春に、キャンプ場のゲルを借りて、モンゴルで初めてヤマギシズム特別講習研鑽会を開催し、皆で喜びました。
今回の特講は夏の良い時期で開催され、特講生の食事に春先に収穫した野菜や果物、新鮮な乳製品や肉類を提供できたので良かったです。
以前は、日本に行きたいと思った人が特講に多く参加していたが、今回の特講には、本当に自分と周りとの関係を考えたいと気持を持った若い方々から年配の方々が参加し、本音で話し合い研鑽のテーマに真剣に向き合っていました。
参加者の中には「もっと早くヤマギシと特講と出会っていれば良かった。ヤマギシの村の実顕地に行ってみたい」と言う方々もいました。
今回の特講の炊事や事務局に、モンゴルの会員達が力合わせて協力してくれました。
一緒に特講を進めてくれた会員のオイドブさんや、バタエレデネさん(豊里養豚部で実習)や、通訳のムンフオリゴル君(豊里肉牛部で実習)、日本から来てくれた柳さんご夫妻の皆に心から感謝しています。
皆の幸福と健康、成功をいつも祈っています。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。ありがとうございました。