すずめの子 【豊里】
ある日ベランダに雀の子が落ちてきました。くちばしに餌を入れたけど食べません。
次の日にもう一羽落ちてきました。親鳥の鳴き声がずーっとしていました。
小さな2羽をトマトの箱に入れておくと、、、
親鳥が餌を運んできていました。
豊里実顕地
- こんな所にトマトの箱?
- ちいさな雀が・・・
- 親鳥がエサを運んできます
次の日にもう一羽落ちてきました。親鳥の鳴き声がずーっとしていました。
小さな2羽をトマトの箱に入れておくと、、、
親鳥が餌を運んできていました。
猪子さんに聞いたら、雀の子は、無事に巣立ったんだって。
雀の親ってなかなかやるねえ。大したもんだね。
人間のおじいさんも良い役をしたね。
雀のお宿。
いい風景ですね!
親雀は小雀が暑さ疲れか何かで弱ったので心配だっただろうな。
そこへ、トマトの箱で雀のお宿を用意する親切なおじさんが現れて一安心。
やっぱりここは子育ての場、太陽の家だね。人間の方は女の人ですが、
雀はおじいさん。!
何年か前、車輌部の屋根の庇(ひさし)が壊れて、まだ羽毛も生えない雀の子が2羽落ちていた。
1羽はすでに死んでいたが、もう1羽は生きていた。
巣に戻そうにも巣の位置は高いし、壊れて形を成していない。親の姿も見えない。
子雀を私の部屋に連れてきて、ぼろきれで俄か作りの「巣」をこしらえて、あり合わせのお米などをやってみると
おなかが空いていたらしく、よく食べた。
元気に育つかと思ったが、10日ほどたった頃に急に死んでしまった。
私は雀のことは何も知らなかったから、適切な処置ができていなかったのだと思う。
雀の子は雀の親が育てた方がやっぱりいいんだろうね。
この2羽の雀、もう元の巣には戻せない?
無理に戻しても、雀の親はそれを理解できないかもしれないね。びっくりして怖がるだけかもしれないし。
自然の掟は案外厳しい。
親が来てくれたのならちょっと安心だね。
先のことはちょっと心配だけど、仮に一時でも、子どもたち、しばらくはこの世の生を堪能することができるね。
そしてもし、そのままうまく巣立ってくれたりしたら、脱帽だね。