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繋がるもとになにがあるんだろう? 【春日山楽園村】


 1、2年の女の子達と焼きそばの麺ほぐしをしていたら、みんなで「マルマルモリモリ」の大合唱が始まって、とってもかわいいんです。

 かと思うと、5、6年のお姉さん達は最後の晩には自主的に集まって、徹夜覚悟の大ミーティング。ぐっと仲良くなれたね。

 なんだかんだと悪たれ口をたたいても、心根は優しい男の子達。なかなか激しい言葉の乱射を、受けて立つ!一人一人の匙加減を探りつつ、叱ったり、一緒に困ったり、大笑いしたり。

マイペースな子から、長いものを持つとすぐに振り回したくなる子。 切り傷、擦り傷、たんこぶは大いにありーの。原因不明のどこかがおかしくなる病気には悪霊退散のご祈祷もあり。

 幼年さんにちょっと毛の生えた様なおちびさんから、かたやぴちぴちの反抗期の子。何と多彩なメンバーなんでしょう!

 私は楽園村って、子どもの群れの中で、もともとその子の中にある、本来の自分らしさが引き出されてくるところだと思っています。

 この8日間はその子の心と通じることばかり考えて、やってきました。

私はみんなに出会えて、かえってお母さんのほっこらとした心をいっぱい引き出してもらいました。

 そして、学スタのお兄さん、お姉さんも全員春より、大きくて、深くなっていてとても頼もしかったです。

 子ども達や、スタッフのみんな。そして温かく見守り続けてくれた春日山実顕地の人達。みんなと一緒にやってきて、とても充実した楽しい毎日でした。

みんな、どうもありがとう。これからもまた、一緒にやっていこうね。

諏訪花 内部川実顕地

いこいの森で


 まだまだ整理がつかないけれど、準備から含めて、ほんとにたくさん感じさせてもらえる楽園村でした。

僕の中では、「楽園村開催」じゃなく、「この村に子ども達を迎えた」一週間だったなと感じています。

「マンツーマン」「村人と一緒につくろうTime」「たそがれ野外食準備」など子ども達を受け入れてもらえる企画を考えていく時も、春日山の色んな所で、アイデアをもらったり、いろんな人に声かけてもらったり、保健や研鑽体制なども含めて、春日山全体で子ども達を迎えた楽園村でした。

 そんな中で、子ども達も味わい心に残る一週間になったのかな?

 最終日は笑顔の子に、涙するどころか、わんわん泣いて出発して行く子もいました。

 この子達の人生にとってこの夏の一週間はどんなだったろう?ふとそんなことを想いました。

 考えてみると、今回春日山楽園村スタッフに入った僕や、なな瀬ちゃんに志穂ちゃん、そして加納大輔さん、みんな幼いころ楽園村で村に触れ、そして色々あって、また今こうしてたまたま?スタッフをやらせてもらって、自分たちの子どもも楽園村に参加しています。

そう繋がってるもとには何があるんだろう?

 そんなあたりを少し感じさせてもらえた夏楽でした。

 そうそうあと、今回お兄ちゃんお姉ちゃんスタッフとして参加してくれたみんなが、

「また次回も是非やりたい!」 と言ってくれたのがほんと嬉しかった。

みんなまた次もよろしく!

紺野正二郎 春日山実顕地

子ども達の様子はこちらに掲載 → 子ども楽園村サイト