目から鱗のかんぴょう剥き
日本の食文化の筆頭と私が思っているのり巻きに魅せられて、かんぴょう作りを始めて7,8年になるかな・・・。
試行錯誤未だに完成していません。
天日干しにこだわっていて、2,3日晴天が続かないと美味しくできあがりません。
晴天の日が続くのを待っていると畑でかんぴょうの皮が固くなって刃がたたなくなってしまいます。
去年までは固い皮を出刃包丁で削ってからカツラムキにしていました。
ところが、なんと今年は新兵器が現れて、カチンカチンの皮でもなんのその。
外からでなく、かんぴょうの内側、中心からピーラーですいすい、手引きで見事に一筋で行けます。
昔、家で使っていたというピーラーのようなかんぴょう剥きを探し出してくれたのです。
- 手前の道具、昔家で使っていたものです
- かんぴょうを輪切りにします
- 内側の身の方から筋状にとって行きます
- 小さなピーラーのような道具を使います
- 簡単に剥いて行けますよ
- 固い外側の皮だけ残ります
- こんなに長く剥けました
今迄外側の固い皮に四苦八苦していたのはなんだったのか?
柔らかい身の内側から剥いて、固い外側の皮は輪っかになって残ります。
昔の人の知恵はすごい!来年は私もこの剥き方を修業したいと思っています。
かんぴょうを作ってくれる人もまた一人現れました。まずは豊里で使うかんぴょうを作りたいと言ってくれています。
今年は干したかんぴょうをあのすごい雷と暴雨でアッという間に濡らしてしまいました。
来年はどうなることやら、楽しみです。
このように写真で見ると懐かしいです。私は子供頃の楽しみの一つでした。母と父と私の三人で、外にゴザを敷き、その上でかんぴょうを向きました、浜子さんがやっていたように輪切りにして、中を切り抜き、かんぴょう引きで何処まで長くできるか競争しました。お父さんには誰もかないませんでしたね、お天気の日の一斉作業でした。長い竹ざおに、干しました。干しあがったかんぴょうの色は、薄茶でしたが、輸入物が来て、かんぴょうは白いものみたいになって、家で作ったのは喜ばれなくなって、作るのをやめました。それまでは、何処の家でも、庭にかんぴょうが干してありました、栃木県自慢のかんぴょうでしたのに。昔の楽しい 思い出の作業でした。浜子さん、かんぴょうの種まきからやりたいです。
私も来年挑戦します。
浜子さん 楽しそう 明日(10月3日)夕張に交流に来てくださるとのこと、楽しみに待ってます。
いろいろお話、聞かせて下さい。
発想の転換ですね。
そういう事って案外ありそうですね。
浜子さ~ん、すごい!!
色々四苦八苦しながら、めげずに、楽しんでる様子が伝わってきます。
こちらまでも、元気をもらっちゃいますよ。
今度、聞かせてください。