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帰ってからも、いろいろ浮かんできます。
「公意を見出す」のテーマ実践の旅。天竜川下りのあと、「中山道」と「花フェスタ」へと2台の車で出発。
まもなく、1台から「次のインターで、ちょっと寄ろう」と。「どっちも行くって一致したかなぁ、公意を見出したい」とのこと。
あ、私も散漫になりそうと思う、体力もどうかな、と。出し合ってみると、どっちにも行く気満々。
では、それぞれで休むなりして調正して、どっちも行こう!とスッキリ出発。
1時間で中途半端になりそうと思っていた「中山道」14人がくっつきあって、かき氷やらトコロテンを。楽しかったなぁ。
そして、たっぷりとバラ園を散策。満々足の1日になった。
何かこころに浮かんだら、サッと寄って「公意を見出して」 幾千万倍の楽しさになっていく秘鍵かも。
「公意を見出す」ってどんな感じ?
心楽しいし、何と言っても安心というか、伸び伸びとやれる。
で、日頃はどうだろう?
通学路のわきの草刈りをしたら、続きの花壇が草だらけ。あ、忙しいチズちゃんの花壇だろう、とスッキリ草引きを。
次の日「3年かかって育てた花も引いてくれて、ありがとう。」と別な人から。
あ~あ、失敗した。これから気をつけよう。
で、「豊里は人が多いし、広いし、公意を見出すって大変、仕組みもあんまり機能してないし」と私が出した。
ら、「人の多さや仕組みの問題かな? 共にやろうとする心では。」と言う人が。
え、それまで「公意を見出す」って意見や事柄を一致させる位に考えていた・・・
こころの世界のこと?
あ~、事柄をすすめることに気がいって、花壇を見ている人の思いがあることすら消えていた。
更に、「零位に立ってみる」と、次は失敗しないように、言われないようにと、ひとつ持ったところから考えている。
もっと探っていくと、花壇は草が無いのがいい、本当とキメているなぁ。自分の考えが正しいと「へだて」を作っていた。
子どもたちの通学路を整えてやりたいという私の愛の作用はこの辺りで停滞していたかも。
「ヤマギシズムとは何か」をゆっくりと研鑽できた2週間だった。
今迄の研鑽学校ではヤマギシズム社会に即応できる人になるところに気がいって、その「ヤマギシズムとは何か」は曖昧だった。
今回は「研鑽会」そして「実践」の連続の中で「ヤマギシズムとは何か」を味わってきた。
★例えば、職場配置を皆でやって、「保ち合いの理」の資料研をやってみると。
さっきの職場配置は天体・太陽・地球など星と星との保ち合い、そのものに映ってくる。
契約も掟・命令も指導もない、守らねばならないとする軌範もないのに、研鑽する過程の中で、それぞれの思い込みやこだわりを放しながら、一致するところを見出し、場を得ている。
研鑽って「保ち合いの理」の具現方式。
★更に、こんなことも。
内部川実顕地の洋子さんはこの研鑽学校に参加したいので、おばあちゃんのお世話をしてほしい、と研鑽会で出した。
ら、シーン。これが3回ほど続いたらしい。いよいよダメかなぁと諦めかけていたとき、「やります」と手を挙げるひとが。
すると、続いて、何人かの声が寄せられて、参加出来た。
そして研鑽作業の出発研の中で。お世話を引き受けた人が、
「聴いたとき心が動いた、けどやれるかなぁ」「一人ではなぁ」と心のなかで何度も繰り返し、「やってみよう」となったと言っていた。
『ちょうど人の情のように、自分では感じていても、人にはそのままでは分らないもの。い
かに愛が、絶対の愛が蓄えられ、それから愛情が出ていても、言葉や表情、態度、行動等に
表現されないうちは、愛も愛情も知ることが出来ない』
『愛情や愛がないように思うことは、愛の表現や愛の流れが停止している時のことで、愛は
どこにでも、いつでも、何物にも存在している』
「保ち合いの作用」の一コマだったと観えてくる。
★実は私はニワトリが嫌い。昔、集卵の時、いきなり突っつかれて以来寄らないでおこう、と。が、養鶏の内部川実顕地。
知らんふりして、研鑽作業は、さっさと手を挙げて「生活配置」をキメこんでいた。
けど、折原さんがニワトリの卵やふところの温かさを伝えてくれるのも、あって、私も味ってみたいなぁ。
それに、嫌いを隠しているのも重たくなってきた。ポンと「ニワトリ大嫌い」と出して、養鶏部へ。
やってみると「楽しいだけ」だった。
皆に隠したり、前どうだったからと「へだて」を作っていたときの重苦しさから、放した爽快さは実に得難い体験だった。
「へだて」は自分から作るもの。「へだて」をつけるところに、苦しい、淋しい、悩ましいものが出来てくる。
ここでも「保ち合いの理」を知ることが出来る。
2週間の研鑽学校生活のなかで、「ヤマギシズムとは、保ち合いの理に即応した考え方」なんだなぁ、と観え始めてところ。
実顕地生活の暮しのなかで、「保ち合いの理」を見つけながら実践しながらやれそう、なのが楽しみ。
いよいよ出発の日を迎えました。
「共にやる」
「一体へ自己を調正する」
飯田実顕地への実践の旅が圧巻でした。
馬籠宿で、14名がぎゅうぎゅう詰めの席で味わった感じが共にやる喜びを教えてくれた。
「仲良しをやるためにエビ養殖をしようか」とは真逆の所でやろうとしていた自分が見えて笑えてきた。
「中庭さんにムカついたんだわあ。」と言われて初めて、相手のことが全然入っていない自分に気づく。
ヨチヨチと歩き始めました。
「われ ひとと共に 繁栄せん」
一緒にやらせてください
研学生とは主に、職場で受け入れて一緒にやっています。
メンバーが時々変わるので、いろんな人から話が聞けて面白いです。
明日からは一泊で飯田にいくそうで、帰ってきてからの感想が楽しみだなー。