石巻炊き出し報告会【6/12】
6月12日、豊里実顕地で炊き出しメンバーの報告会がありました。今回は、立ち上げからずっとやってきた人たちからも報告がありました。
泥だしをやって、やったところは全体から見れば微々たるものだけど、やったところは確実にきれいになった。やっていると家の中から声をかけてくれて、体験談を聞かせてもらった。
送別会では受け入れてもらったという実感があり、おばあさんから手作りのおみやげをもらった。
豊里実顕地
世界中の心が寄っていると感じた。それぞれの持ち味を出せて楽にやらせてもらった。今からが復興の始まりだと思う。
豊里実顕地
地元の人から会いたいとリクエストがあったと聞いて2回目として行った。
今回は楽にやれた。ご飯担当になったけれど、秀樹さんや民子さんの力を借りて炊く事が出来た。
「3回目はいつ来るの?」と聞かれたので、また行ってみたい。
豊里実顕地
北条からわらびの塩漬けが届いたり、各地からも贈り物があり、みんなの後方支援を温かく感じた。
地元スタッフ募集の看板を出したらすぐに反応があった。スタッフに入ってくれた人どうしが仲良くなった。送別会では、りんちゃんから「やってみてどうですか」とか「残れますか」などと声をかけられた。「残れます」と答えたら「帰ってください」と言われた。
この人たちが核になって地域づくりをやっていけたらと思う。毎年夏祭りをやっているらしいので、今年もやれたら、応援していきたい。
北条実顕地
体力に合わせてやって、かえって体調も良くなった。
地元の人達は活気があふれている。必ず復興すると思う。
豊里実顕地
炊き出しは6月10日で終わるというのを決めていたので、地元の人やボランティアの人と共に1ケ月間集中してやれた。
地域の復興はこれからも継続していくが、住人としてはどうしたらよいかの具体的な手順が分からない状況。こういうことはやれますよと伝えて、これで終わりにしないでやていきたい。
豊里実顕地
地元の人が何か相談があると聡くんを訪ねて来るし、地元の人と喋るのは由紀子さん、次から次へと送り出されてくる人達もそれぞれの持ち味を発揮して、私はボーッとしていてもやれた。余り力が入らずにやれたと思う。
みんなの中でやらせてもらって「ありがとう」という気持ちでいっぱい。人ってこういうもんだなあと改めて気づかせてもらった。
豊里実顕地
報告会、この1か月を思いながら聞かせてもらった。
そっか、雑煮の具は千切りでなくっちゃと言ったのはよし子ちゃんだったか。そうだよね、大根も人参もごんぼもね、千切りにして一度ゆでてからだよね。
うちの母は正月の頃は一晩外に干してたよ。甘みが出てくるって。ダシは父が松島湾で釣って焼いて干したハゼ。
お別れ会の「おくずかけ」母がもう好きでねえ、うちは豆麩と白石温麺が入るんだった。
わたしの原風景かなあ、あったかい気持ちをもらった。