川端國文さんの著作紹介
川端國文さんが「いのちの旅に終わりなし」というエッセーを出版しました。
川端さんは元実顕地メンバーで、今は九州福岡で医進系予備校「若者未来塾」を主宰しています。
授業の合間に実顕地の暮らしの中で気づいたり、感じたこと、高等部や楽園村の子どもらと関わりながら、いのちの不思議さに触れたり探ったことなどを交えながら話してきたことをまとめた本です。
生徒らは授業の時よりも目を輝かせ、興味をもって聞き入ったそうです。
表紙の絵は三女のアサナが、中のイラストは長女ナオと次女サヤカが描いたそうで、ほのぼのとした雰囲気を醸し出し、絵に誘われどんな話かなと読んでみたくなります。
ひよこの挿絵がある話では養鶏部だった川端さんの観察力が発揮されています。
【豊里実顕地 喜田栄子】
春の訪れを感じる候、皆様方にはお元気でご活躍のことと思います。
この度、受験者や若者向けに生物学的エッセー、拙著「いのちの旅に終わりなし」(文芸社)を出版しましたのでご案内させていただきます。
わたしなりに「いのちの不思議さ」を探求してきた過程を、できるだけ若者たちに語りかけるように書いてみましたが、出来栄えのほどは如何でしょうか。読まれた方のご意見を待つしかありません。
真の幸福(いのちの原点から発するもの)とは、遠い先など手の届かないところにあるのではなく、今この自分自身の足元に既にあるという根本的事実に気づき、それを学校や職場・地域活動など自分の持ち場でさらに深く実践を通して体得してもらえればという願いを込めています。
全国300店舗に3月15日に出ますので、ご購読いただければ大変うれしいです。近くの書店から文芸社宛に注文もできるそうです。
2012年3月吉日 若者未来塾 代表 川端國文
(出版 文芸社 発売日3月15日 価格1400円+消費税)
さすが生物学に堪能な川端さん、命あるものの(動物だけでなく植物も含めて)神秘さ、尊厳、面白さを満喫させくれる本です。学者の単なる学問、知識でなく参画時、養鶏やら養豚、養牛の体験また、うなぎ養殖などの実学で得た実績が随所に覗われます。
あの当時川端さんから授業を受けた学園生は幸せだったろうにと今更思い返されます。
われわれ大人も「自然と人為の調和」を標榜するからには、この本を読むことで生き方、暮らし方を省みることにもなるでしょう。それ以上に次代の子供、若者たちにぜひ読ませたいと痛感しました。
津市では別所書店、修成店にあるそうです。勿論アマゾンでも購入できます。
山口さんに続いて川端さんの本出版にエールを送りましょうよ。