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いわき市へ行ってみて


「行く」ということにすべてをかけた高木さん


○テレビで被害現場を見るのと全く違い、間近で見たのでは、本当にこんな事が起きた事を強く感じた。
○坂神さん夫婦、中村さん夫婦を励まそうと思っていったが、反対に元気をもらった。また、両夫婦が他の人とも助け合っているのが伝わってきた。
○いわき市に近づくにつれて、人、車が少なく、街が機能していない。大谷石のブロックは80%以上の家でこわれていた。

□坂神さんの言った事
 「何よりもみんなの声が聞けてうれしかった。励みになった。」
 「今日は、来てくれて、張りつめた気持ちがガクッととれて、あたたかい気持ちになった。」
 「岡部のみなさん、本当にありがとう。」
 「ガソリンがほしい。ここを出るガソリンは、残してあるので、岡部で受け入れてほしい。」

□中村さん夫婦の言った事(80歳と75歳)
 「みんなありがとう。岡部のみなさんありがとう。」
 「水が出ない。」
 「近所の人の半分は親戚、知人をたよって避難した。」
 「お父さんが『お前だけは、横浜に避難しろ。』と言ったけど、(お父さんのベルトをつかんで)私は死ぬまでお父さんと一緒よ。離れるのはイヤ。」
と、妻の泰代さん。お父さんニコッと笑ってうれしそうだった。

○私の感想
 武井さんの熱い思いに、私もそれにのり行かせてもらいました。考えていると、動けなくなり、行動にならないように思えた。
 今日の結果については、よくわからないが、「行く」ということに、そこにすべてをかけた。