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六川に行ってきました【交流】


夕暮れ時の六川実顕地愛和館前

夕暮れ時の六川実顕地愛和館前

六川実顕地に交流に行ってきました。「六川の精肉に交流に行かないか?」と声をかけられた時には、「精肉?無理無理。却下!」と即答したのですが、一晩寝たら気持ちが変わって「行かせてもらおうかなぁ」と思いました。

変わった原因は、交流の窓口をしてくれている葛原光太郎さんの心に応えたい気持ちが出てきたからでした。

最近春日山の資料研鑽会で、「運動会に参加したくなかったけど、やってみたら楽しかった」という話の中で、やりたくない自己と、その隣にもう一人の自己がいて、「心の繋がる繋がりそのものの自己」というのは、みんなと繋がってやっていきたいと思っている自己のことではないかということになったそうですが、私の心の動きもそのようなことかなぁと思えました。

行くと決まってからは、「私で役に立つのだろうか・・・」という不安はありましたが、「行くからには精いっぱいやらせてもらおう」と思いました。

昼前に有田インターを降りたのですが、そこから道に迷ってしまい結局「明恵峡道の駅」という所に車を停めて六川に電話をすると、「そこで杉崎さんが焼き鳥を焼いているから、道を教えてもらって来て下さい」とのこと。

「あっ、いたいた!これで六川までたどりつけるぞ。そしたら昼食を食べて、ちょっと休憩してから仕事だ。」と思っていました。ところが、佳恵さんからエプロンと三角巾を渡されて、「接客をして」と言われました。

思わず「えっ!」。でも、私も焼き鳥屋さんになってお店に立ちました。面白かった。この焼き鳥を食べたくて寄ってくれる人がとても多いのです。初めて食べる人も、一口食べると必ず「うまっ!」って言うんです。だって本当においしいから。

杉崎さんと佳恵さん

杉崎さんと佳恵さん

焼き鳥屋の杉崎さんと佳恵さんの人柄も、人が寄ってくる一因だと思いました。ほのぼのと、いい感じなのです。

翌朝からは精肉です。チェーンでの解体作業から始まります。初めてだったけど、なんとか一緒にやらせてもらえました。三泊四日の短い期間でしたが、杉崎夫妻とやらせてもらったことで感じることが多かったし、大きかったです。正木美代子さんがいてくれたことも、楽しくてよかった。愛和館やその他で迎えてくれる人たちの温かさも嬉しかったです。

帰る日の午後には、「実顕地前夜」の研鑽会が行われた杉本邸などを参観させてもらいました。感慨深かったです。六川のみなさん、ありがとうございました。

みかんもこれからが最盛期です、みなさん是非六川へみかん収穫にいきましょう。

【春日山実顕地 柳 順】