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第1928回 韓国特講感想文


tokkoh1928korea

第1928(韓国234)回 ヤマギシズム特別講習研鑽会 感想文

切実さ! 私の中にどんな切実さがあってこの場に来たのか。 近くは一週間前の自分の姿、遠くは社会構造的矛盾を解消するために血気盛んな20代の頃まで振り返ってみることになった。

外を作り直したら自分の幸せや幸福社会が訪れると信じて彷徨っていた頃、問題の原因は外側にあるわけではないことが分かった時、同じ筈の世の中が異って見えてきた。しかし、理屈は分かったけど、既に身についた考え方と癖で忘れてしまって、愚かにもがいている自分の姿を発見した。

私たちはみんな繋がっているという理は知っていながらも、いざとなると自分と他人を分け、我を固執していたし、この世に固定不変のものなど存在しないことを知りながらも執着し、存在する全てのものは存在そのものであるだけなのに好き嫌いで分けていた。

辛いことのない人、自由な人になること、そして隣の人と世の中に使ってもらえる人になることを目標に生きて来たのに、身近な人を嫌い苦しんでいた。何が問題だったのかを課題にして特講に参加することになり、研鑽しながら真実の世界を確かめると何かぼやけていたのがくっきりして来た。

研鑽過程がときめきの連続だった。

わざわざ日本から来て、丁寧に食事を作ってくださり、整然とたたまれた洗濯物をもらった時は、その人の心が伝わってきて、胸にじんと来た。親愛の情があふれるとは、こんなことなのか。

小学校2年の頃から楽園村生活を経験してきて、今年中学3年生になったわが娘!ここのことを想うと幸せになるといって、常に懐かしむところ!

何故そんなに幸せそうしていたのか、この一週間の体験を通して知ることができた。家に帰ったら、娘と一緒に幸せな気分で夜中お話しすることを想うと幸せな気分になる。

女 46歳 社会運動団体活動家

人生の本当の幸せとは何か? 幸せのために生きているというのに根本的に幸福とは何か分からなかった。 そんなところに義妹の勧めで自分だけのための時間を持とうと今回の研鑽会に参加することになりました。

「幸福一色の世界」、不幸のない世界で私は自分自身だけの間違った幸せだけを追い求めて生きていました。 地位・名誉・財物のために自分を拘束して生きていた人生から、今回の研鑽会を通して自分自身を放し、本当の心の中の幸福を得ることが出来ました。

全ての人が幸せになれる社会のために自分自身があなたと私は一つという考え方で周りの多くの人たちの幸せを願い、自分からどんな場合でも腹の立たない、所有しない生き方を実践し、幸福社会を作っていくモデルになります。

次回の特講にいつも側で一生懸命補佐してくれている自分の妻を送り出して、本当の幸福とは何か知る機会をプレゼントしたいです。

男 51歳 会社員