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韓国だより【交流】


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金子繁則

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春日山のみなさん今日は・・・
韓国実顕地交流に来て12日ほど経ちました。
交流の機会をもらいうれしく思います。

来た当初はキムハンギョル君とウンソンさんの古式豊かな心のこもった結婚式に羽織袴で出席させてもらったり、韓国のスーパー銭湯に行ったりプチ観光をさせてもらいながら、韓国文化に馴染んでます。
韓国実顕地のみなさんは、ユンさんご夫婦はじめ五組のご夫婦とおばあちゃんが三人、子どもが三人位、週末には大学などに行っている娘さん達が帰ってきて、賑やかで賑やかで、とても可愛い御嬢さんたちです。
韓国実顕地の産業は養鶏と卵の供給の二つです。
その養鶏場に行くようになって10日程になります。
去年、直ぐ近く(500m位)の養鶏場で、鶏インフルエンザが発生した事で、各棟に入る時は長靴を消毒、若い鶏の棟に入る時は着替えて消毒と、防疫にはかなり気を置いています。
養鶏は、20数年前に恵那実顕地で1年ほどやりました、当時は30代、今は〇〇代、その経験が役に立つかという話ですが・・・
初めの頃は少し緊張の面持ちで、しかしどんなことが待ち受けているかわくわくしながら・・・
管理作業のシート洗いや、餌やり、餌の袋詰め、集卵などいろいろ、合間に畑で畝にマルチ張りや玉ねぎ、にんにくの定植と毎日決まった作業はなく、明日は何やりますかの日々です。
春日山では、あまり体を使っていなかったので、何をやってもあちこち痛いですが、そんなものでしょうと思っています。
ジェホ君やイ ソンスーさんからは、作業の合間に「体、大丈夫ですか?」と声を掛けてもらいながら元気にやっています。
養鶏部は実顕地メンバー数人と地域から通って来ている社員さん6~7人、タイ、カンボジアから来ている社員さん4人、フランス、インドネシアからワークキャンプで来ている2人の国際色豊かな面々が寄って出発研、中間研をやっています。
特に韓国の社員さん達は、熱情的なのか声を張り上げるような会話の連続で、目が回ります。言葉がわからないので細かいことはわかりませんが、巣外卵、足についた鶏糞の団子、段取りのことなど話しているようです。
でもみんな気のいい人達なのでしょう、身振り手振りで何とか伝えてくれようとして、それがまた楽しいと思えます。
こちらの事まだまだ何もわからず、とにかくやっているというで感じですが、実顕地メンバーの 歓迎 の暖かな気持ちの中でやらせて貰っています。
では、また・・・。

金子淳子

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何とか10日は持ちました。
食生活の経験のない私と優子さんで愛和館???大丈夫かな・・と不安でしたが、
初めにユン氏から「生活と文化の交流ですからね」と言ってもらい、だいぶ気が楽になりゆったりのびのびやらせてもらっています。
初めての交流で韓国実顕地に来て、その場の人になってやる楽しさ、何も持たない暮らしの心地良さを味わっています。
最近では、私の食いしん坊がバレてしまった様で「これ美味しいよ、食べてイイヨ!」と大きな優しいお母さんのキースキャン氏が美味しいものを持って来てくれます。帰国する頃にはどんな姿になっているのでしょうか?不安です。
本当に韓国のご飯は美味しいです。

矢内優子

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韓国実顕地に来て、10日が過ぎました。
今は、朝夕は冷え込みますが、日中は暖かく毎日、すがすがしい青空続きで気持ちが良いです。家の前には沢山の花が咲いていてとても綺麗です。そこにみつばちもブンブンとんでいて春日山のトマトハウスのみちばちをふと、懐かしく思い出したりもします。
ハンギョル君、ウンソンちゃんの結婚式は映画のワンシーンの中に入った様な夢ごこちの時間でした。沢山の人に見守られ、心のこもったお式に、日本から送りだしてもらい幸せでした。カムサム二ダ(*^。^*)

さてさて、今、私と淳ちゃんは久しぶりに包丁を持ち、皆んなの食事を作らせてもらっています。それなりに何とかやっています。8日は春日山から持参した焼きそばを二人で作りました。「人参の切り方これで良かったかナ?」なんて初歩的な会話をしながら20人分を時間をかけて作りました。皆んなは、マッシソヨ(美味しい)と笑いながら、食べてくれました。

次の日には、私達の黒いラーメンを食べてみたいとの一言で、早速キ・スキャン氏が作ってくれ美味しく頂きました。
午後にはポカポカ日なたでチョチョンス氏とアハハ・オホホと話しながらキムチ漬けの大根掃除をやらせてもらったりして毎日楽しいです。
韓国実顕地の人は皆さん日本語がお上手で会話には全然困りません。国際色豊かで、ワークキャンプで来ているフランス・インドネシアの若い娘達や社員さんにタイやカンボジアの人がいたりで毎日、色んな国の言葉が行き交い面白いです。時々、自分がどこの国の人か忘れてしまいそうです。
少しでも韓国語で話したいなァと思い、ここでもノートと鉛筆を持ち覚えようとしますが、やはりなかなかinputしません。
後、交流も一週間となりました。

毎朝、食生活が初めてのキムヒョンジュ氏と3人で一緒に、自家製手作り酵素を飲みながら打ち合わせして、あれこれやっていく時間を大事にしたいと思っています。
韓国実顕地の人の大きな心に受け入れてもらいながら・・・。

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