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全国ファーム研


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昨年、堺・名古屋・町田の各ファームがオープンしました。
今回の研鑽会は、豊里ファームを合わせた4つのファームに関わる人達や、直送便の人、現場で生産物をつくっている人などが一同に会す初めての機会となりました。
90名近い人達が豊里に集まり、これまでファームやってみてというところから出し合いました。

それぞれから出される、やってみての課題や、こうやっていきたいという展望など、活発に出し合った感じかなあと思います。
内容は書き出すと長いので、一番印象に残っていることを書きます。

ある人が、野菜の部門分けについて出しました。

ファームに届く野菜の内、生産地が一つでないものがあります。
美里のきゅうりと、豊里のきゅうり。
春日のホウレンソウと、美里のホウレンソウ。
他にもナスやインゲン、キャベツなど、その時期によって産地が重複するものはけっこうあります。
それを今は「きゅうり(豊里)」「きゅうり(美里)」としてバーコードなども分けて、別部門のものとして扱っています。
そうすると、同時に複数の生産地から同じ野菜が来た場合に、同じきゅうりなのに別扱いをしなくてはならず、見た目も同じで同じ袋に入ってて、でも違う扱いということになります。
「豊里と美里ではシールの色が違うから」
と言われても、たまにファームに来てレジをする人にとっては妙なハードルになるし、そもそも実顕地一つの運営、というところからのファームという出発のはずが、わざわざ分けることで手間も増やし壁も出来ていくみたいなのはどうなんかなと思いました。

これからは、三重県産野菜については「きゅうり」はどこのものでも「きゅうり」という風にして、シンプルにやろうとなりました。

でもこのやり方がほんとにいいのかどうかは、また実際切り替えてやってみて、また出し合って考えたらいいし、大事なのは「今までこうだったから」「普通、部門はわけるから」というようなところで固まってしまわないことかなと僕は思います。

いろいろ固定したり縛られていくようなファームなら、それこそ何のためにファーム始めたんだ?ということになるんかなあ。
普段やってると、つい目の前のお客さんや生産物、店の運営のことでバタバタと動いて終わってしまいがちですが、こんな風にみんなで寄って出し合うと色んな発見があって面白いもんだなあと思いました。

ファーム間の交流も、もっとしていこう!という話はすごくいいなと思いましたが、ファーム間だけでなく、生産部門や、直送便とも交流していけたら、もっと柔軟に考えていけるかもしれないですね。

内部川実顕地 石角聡