2011春まつりをやってみて
今年のまつりは、私の体験した春まつりの中で一番楽しかった!!
特に、5日前にまつりの全てがガラッと変わって、もうぞくぞくする程楽しかったです。
「今までのことを全部ゼロにして、とにかくみんな3日の震災報告会に寄って、4日のことは、そこで考えよう」と。
今まで、まつりといえど、けっこう「そこを成り立たすには」みたいなところに、エネルギーを使ってきましたが、もうそんなのは全部はずしてしまいました。
3日の震災報告会や分科会で、石巻に行った人の生の声を聞かせてもらいました。石巻にイズムの花が、ぽっぽ、ぽっぽと咲いている。石巻への便が出る前は、自分やヤマギシの人達が行っても、「人手になる位だろう」と思っていました。
しかし、石巻で、地域の人と人とがつながり、前向きに生きていく礎に私達が日々やっているヤマギシズムの心が脈々と息づいています。当り前で気付かなくなっているこの生き方の大きさ、深さを改めて実感せずにはおれません。
4日のまつりは、例年になく暖かく、穏やかな空気を感じました。こうせねばならぬもなく、ただ自由に気持ちでやっていく。「本供給」ってこんな感じかも知れないと思いました。
今、まつりが終わってもなお、春日山のグラウンドや憩いの森で、たくさんの人が歌ったり、太鼓でリズムをとったり、おしゃべりしたりしています。今こうしている人や、車でこの場を後にした人達全てがとても愛しく思います。
私達が一番やりたいことが、このまつりで、見えてきたのではないでしょうか。
石巻が、とても身近になりました。
みんなと共にやっていくのが楽しみです。
【内部川実顕地 諏訪花】
全部、チャラにして、
わからんとこからはじまった、春まつり。
わからんということが、おもしろいって、
そのことがずっと、わからんかったけど。
今までも、
わからんなりに、人の後についてやってたときとは、
なんか違うなあって。
ひとが、ゆったりしていて、
なにがおきても、
そんなにたいしたことないんやなあ。
はれのちはれで、いけるんやなあって。
そんなことをおもった。
今年の春まつりは楽しかったねえ。震災直後にお祭りやるかなあというところがから始まった。「私はあなた、あなたは私」ってどういうことなんだろう?と。
まつり研に出つづけて、もっと深めようと思った。けど、眼の前の仕事に気が行って中断。今年も何となく祭りを迎える感じだった。
それが、まつりが変わる!というニュースで、こうしてはいられないなあとまつり研に参加。
震災支援のこころと春まつりのこころとがピッタリ重なってきた。
明日から石巻に行かせてもらいます。