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大潟村田植え始まる


 5/15に全国から青年たちが大潟にやってきました。

 別海・穂別・榛名・岡部・多摩・美里・豊里・春日山・北条・奈良から参画者・実習生などです。5/16から3チームに分かれて田植えを開始しました。

 5/16の夜はこの田植え作業メンバーと生活メンバー4人も参加して「田植え出発研」をやりました。全員自己紹介と資料(2011年 田植え)について研鑽しました。

 田植えの技術面だけではなく、「全実顕地の食糧基地として」田植えの意義とか目的とかを出し合いました。

 今日(5/18)で田植え3日目ですが順調に進んでいるようです。ぼくも青年たちと一緒にやっているのですが、若いエネルギーってすごいですね。各チームが競争しているでもなく、愉しくやっている姿は最高ですね。ハウスに苗を取りに来たら、全員が寄って他のチームの苗箱積みをやっている姿もいいですね。

昼食の風景


 昼は作業着姿で拠り所で集まって食べるのも味わいですね。生活のお母さんたちが接待してくれて、本当に一体の田植えって感じです。

 昨日今日と作業が終わって、拠り所からは夕日が田んぼに映って、とても気分爽快でした。

 昨日、有志に感想文を書いてもらいましたので、紹介します。

【春日山実顕地 橋口利明】

一日の田植えが終わって空を見ると、夕日が沈む寸前に、田んぼの水に映っていました。 最高でした。

畑作業やる気満々で作業着をばっちり用意してきたのですが、毎日、一番苦手分野の調理をしています。だいぶん慣れてきた(?)といえ、味付けう~ん?ご飯足りない!!あわてて湯入れて早炊きとか。時々ハラハラです。でもみんな美味しく食べてくれているので、ホットしています。すごい勢いです。
橋口せつ子(61歳) 春日山実顕地

今回の田植えには高等部の時に一緒に太鼓を叩いていた同期がいて、そいつらとまた一緒に仕事が出来るのがとてもうれしいです。自分が成長できる場として、大潟Gを多いに活用していきたいです。
小泉遼平(21歳) 春日山 実習生
ここへ来たのは「大潟Gで田植えをやらないか?」と声がかかったのと、自分は今、何でもやりたいと思っているので、行きたいと思って飛びっきりのやる気を持ってきました。田植え1日目は水路で苗の空箱洗いをして待ち時間がとても長く、やる気を持て余しました。そのことを昨日出して、2日目の今日は田植え機の後ろに乗せてもらうことになりました。田植え機の後ろは苗の補充とか畳抜けしてないか確認したりで、ぼーっとする暇がなく途中で機械のトラブルもあって、それも含めて楽しみました。
内田桃子(23歳) 豊里 実習生
自分は種まきから関わらしてもらっている。苗がどのくらい伸びているのかが、すごい楽しみにしながら田植えに来た。2日間やってきて種まきの時も感じたんだけど、毎日あたりまえのようにお米を食べてきたけど、その裏側には苦労して作っている人がいたんだなって感じた。
橋本泰典(21歳) 豊里 実習生

16日から大潟で田植えを始めました。田植えはもっとハードで体力的に大丈夫か心配でしたが、思った程ハードではなく、みんな楽しんで作業を進めています。

昨日と今日は田植え機のオペレータの後ろで苗の補充と欠株を出さないというのをやらせて貰い、顔の日焼けと全身の筋肉痛にやられています。体と相談しながら明日から楽しんでやってういこうと思います。

鈴木晃(36歳) 別海実顕地
20年前の新参画時に大潟田植え交流に参加して以来2度目ですが、多くの青年たちと一緒にやるのは初めてです。20年前とは違い体力がダウンした自分でもやれる作業を青年たちにみてもらってやっています。代掻きの終わって水が張っている田に青い苗が植えられていき様は感動ものです。
橋口利明 春日山実顕地

今年で田植え交流は4回目になる。毎年どんなメンバーになるんだろうと楽しみにしてる自分が居る。目的は同じで各実顕地の人達が寄れる場所があって、受け入れてくれる場所があるってすごくいいな~と思う。初日2日目だけど今年は今年のメンバーで楽しみたい。
吉田桃子 美里 実習生
今回田植え交流をやって周りに合わせてやっていこうと思ってやっている。安全・苗を落とさないところでやっていこうと思ってます。
稲田知孝(37) 多摩実顕地
話には聞いていたけど実際に田んぼの広さを見てびっくり!これが69枚あると思うと本当にハンパないなあ~と思った。いつも食べているお米にかかわらせてもらえるのはなんかうれしいなあ~と思う。この機会を大切にしたいなあ~と思っています。
小郷愛子 岡部 実習生
昨年につづいて2回目の田植えで今日で2日目ですが早速筋肉痛になっています。田植えで大事なことは「苗に合わせる」ということだと思いますが、実際にやるなかではそのために色々なポイントがあり、なかなか押さえきれていないものだなと思います。チームでやっているのでチームとしてうまくまわしていけたらなと思い、その中で自分のやれるところでやっていきたいと思っています。
畑大助(33歳) 豊里実顕地

育苗から田植え初日にかかわらせてもらい、「自然と人為の調和」を実感しています。16日からは25人分の食事を由紀ちゃんやせつ子さんといっしょに用意させてもらっています。「タダのおいしさ」プラス「一体の味」をどれだけのせて出せるかなと楽しみです。
福田律子 春日山実顕地