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むら-netがつないだ懐かしい友との再会


昼食時の愛和館で、隣に座った永瀬さんが

「本所のおけいを探していたな。」

と突然声をかけてきた。
 
 
 永瀬さん、何で私の高校時代の呼び名を知ってるの??
「えっ、それは一体何のことですか?」

私の頭の中は?でいっぱいになった。

「昨日のむら-netのコメントに載ってた・・・。」

のだそうだ。
 
 
私は急いでパソコンの前に座った。

あった!

そこから拡がるもの~秋の研鑽会~(2011/11/30)に投稿した文章に、

高校時代の友人がコメントしてくれたのだった。

  人違いならごめんなさい。赤松啓子さん、あなたは本所高校の『おけい』ですか?
  もしそうなら・・・ 会いたいです。元気にやってますか?
  連絡するには どうしたらよいですか?

  ええっ、そうです。
  本所高校の『おけい』です。びっくり!!
  せっちゃんだよね?こんなところで出会うなんて、よく見つけてくれました。
  私も会いたいです。全国住所録の「豊里」に住んでいます。
  電話でも、お便りでもオッケー、待ってます。

 私は祈るような気持ちで、彼女が住所録をみつけて私に連絡くれることを願った。

   ”全国住所録は、画面の右上に載ってるからね。”と。
 
 
 私を探してくれていたその人は、

高校1年の時に同じクラスで当時、

仲良しグループでよく一緒にいて、

初めてアルバイトをしたのも彼女と一緒だった。
 
 
 その日の夜八時過ぎ、普段夜は村人窓口辺りに居ない私が、たまたま居合わせた。

「けいちゃん、外線で電話が入ってるよ。塩原さんていう人から。」

生活窓口をやってた鹿野ともちゃんが電話を受けてくれた。
 
 
 懐かしかった。多分35年振りだと思う。

前日、高校時代の仲間と会った時に私の名前が出て、

どうしているかとても気になって

家に帰ってからネットで「赤松啓子」で検索したら、

むら-netを見つけたのだそうだ。
 
 
 彼女がコメントを書いてくれてからわずか丸一日。

こんなに早く、電話で話が出来るなんて。

れは奇跡に近いかも!!
 
 
・彼女のコメントを読んで、声をかけてくれた永瀬さん。

(じつはコメントを殆ど読まない私)
 
 
・私の返信に「ヤマギシズム実顕地住所録」を貼り付けしてくれた広報部の紺野正二郎さん。

(本当はこれがやりたかったけれど、思いつかなかったし出来ない私)
 
 
 私は、ただむら-netに文章を書いただけ。

私を探してくれている人がいたら、それを知らせてくれる人が居て、

私をみつけやすいように手を加えてくれる人が居て・・・。

私一人ではけっして繋がっていかれなかったことが、

いとも簡単にするすると展開していく。
 
 
 基本研で、春日山の人が持ってきてくれたテーマ

「なぜヤマギシズム実顕地なのか」の中の

 受けるばかりのおんぶに抱っこの生活。まさに、これ!
 
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普段はあまり意識しないけれど、

振り返ってみるとそれの連続の暮らしをしているんだ

と、あらためて実感した出来事だった。