7月の新任の研鑽をして
豊里実顕地では7月各職場で新任の研鑽をしました。
その様子を村人交流会での発表と、文化展の展示から今回職場をしたの2人の感想を紹介します。
職場人事研は人事部のメンバーと各職場からの人事研メンバーで人の送り出し要請などを研鑽していますが、研鑽している中で、段取りだけでなく人が動くことで送り出した職場も、受け入れた職場も活性化したり、仕事の中身を見直したり、いろんなことが考えられる機会になっています。
この間もこういった例がありました。
ある職場で「この仕事をするにはこういう人でなければダメなのだけど、誰かいないかな」と出た時、「やれる人を限定してこういう人でなければいけないじゃなくて、もう少しやれる人の範囲、巾を広げられないか」と意見もでていました。
その時はそれ以上話が進まなかったのですが、その後その職場では人ということでなく、作業場所を見直すことによって作業する人をあまり限定せずにやれるように考えてみようとなってきているようです。今までこうだと思っていたものを見直していくいい研鑽機会になるのじゃないかなと思っています。みんなで研鑽して実践してやってみてどうかと検証してなかなか楽しい研鑽会になってきたなと思っています。それをやってみてを二人に話してもらいます。

研鑽をやって今期どうして行こうかの前に建設で人の動きがありまして、穐本総君が養豚部に行ってしまいました。
それから藤井正州君がネットショップの関係の仕事に着くというので、これも建設部から送り出すという動きがありました。
その前からもいなくなった人がいたりして、どうしようか、どうしてこの建設に来る提案をまわして行こうかと、かなり暗い気持ちで寄っていたのですが、なかなか名案が出てこなかったのですが、その時に前居た友美さんの代わりに寺岡相子さんが来てくれました。これで建設の女の人が3人になったのです。
なんとなく、ほっと、こう明るい感じになったのです。
こういう手があるのだなって思って、ずーっと購買の窓口に梶山さんが座っていてくれていて、事務所に来るいろんなことを全部処理していてくれていたのですけど、梶山さん工事の方もやれる人なんで、工事のほうに移れないかという話がみんなから出て、そうすると購買に誰か来なくてはいけなくて、安美さんどうかと人事の方から言われて最初は無理だと、女の人には厳しいのではという話だったのですが、ほっとした拍子にそうしてみようか、となって、実際来てもらいました。
来てもらって梶山さんが引き継いで、まー一日二日目位はいろいろあったのですが、三日目位からなんか十年前からここに居るのではという感じになって、なんかもう、どんどんいろんなことをやってくれるようになって、なんの支障もないというか、まー、ちょこちょこ打ち合わせはしていますよ、特に大きな問題が起きたことはなくて、あっこうやったら行けるんだとなって、女の人は建設部四人になって、研鑽会朝と夕方やっているのですが、うかうかすると前は男の人に女の人がちょっと居るという感じだったのですが、女の人4人で、男の人が座るとですね、こういう感じになってきて女の人の声が大きくなってくるのですね。
明るくなってきていいなぁと思って、そうこうするうちに話す内容も変わってきて、前はどうやってこの仕事をやりくりしようかと、技術的な話とかどうやって、どうやって、どうやってという話をずーっとしていたのですけど、その目的は何?とか言われて、いや、あっとなって、何のために建設部やっているのかなーとなって、そういう風な角度の話が出てきて、そうだった、そんな雰囲気が出てきて楽しくなってきたのですけど、いくつかポイントがあって、絶対やれないとか、絶対この人じゃないとダメというのは思ったほどのことはないのかなと思って、もちろん色々不便なことは出てくるのですが、メリットも出てくる。
人が替わるというのは気分も変わるし、職場の空気も変わるもですね。そういうことに気がつかせてもらったなぁと思っています。
今、ハエの多い時期です、特に子豚のところがものすごくて、なんとかしなくてはと、話題になっていました。
ある日の出発研で瀬戸さんが「今日の夕方ハエ対策やります」と言ってくれました。
このはえ対策と言うのは、合羽着て防毒マスクをして、豚舎のカーテン全部閉めて、できるだけ密閉状態の中で動噴でバーっと薬を噴霧していく作業です。瀬戸さんの話に一番最初反応したのが女の人で「それを一人でやるのですか」と問い、瀬戸さんは「一人でも先ずはやります。ただ一人なのとこの暑さなのでどれだけ進められるか解らない」と言う返事。
一人でこの暑い中やるなんて「はいそうですか」とはとても思えなくて、いろいろ出していくうちに研鑽が始まって、以前は二人でやったとか、動墳のホースを補助してくれる人が居たら効率がいいとか具体的な話になり、みんなで「あぁじゃないか、こうじゃないか」とやっていくうちに近藤さんが「僕もやれるよ」聡君も「僕もやれる」となって、それだったら3人なので2チームできるのではとなり、その日は社員さんの青年に残業してもらって、2チーム2台車で進めてもらう事になりました。
対象の豚舎は東西に50メートルのが6棟あり、一人だったら何棟出来るかわからないという事だったのが結局6棟全部やって貰って、結果は本当に良かったです。そしてそのこともよかったのですが、一つの話題をわいわいとやっていくという辺りが楽しいです、そういうことが日々,次々あって塗り替えられていく。
ハエ対策から時間が経った今もっとも新鮮な話は、昨日堺供給所に久江さんとのりちゃんが豚肉丼懇談会に行ってきました。堺供給所の方から生産現場の人に来て欲しいと依頼があっての事なのですが、それまでにも養豚部中で「もっとこっちから出て行こうよ」とか話があって、一番熱く語っているのが久江ちゃんで「もっと出て行かなくちゃあ」と、「今一番熱いところで久江ちゃんどう?」活用者とのことならのりちゃんの持ち味だね、と二人が行くことに決まりました.話が来ていると皆が知ったのが木曜日の出発研、実際に行ったのが金曜日、土曜日の朝行ってきた久江さんに様子とか話を聞いたのですが、話を聞くのもうれしい、楽しい、実際に行ってないけど自分達が行っているみたいと次に繋がっていっている感触。
豚さんのお世話にもはりが出てきました。
7月初め養豚部でも職場研で新任の研鑽をしました。
決意表明みたいな発言はなかったのですが、その後日々の中で、お互いに出し合いわいわいと響き合いながら進めていく、事柄も進みなによりその度に気持ちが寄っていっているなぁと感じています。
今は2つの例題はを出したのですが、それは日々新しい話題に塗り替えられていっています

今日は美容部のケ−プなどをたたみました。 敏子さんに気持ちよく使ってもらいたいなあと思い、ついつい丁寧にたたんでしまいまし た。
やったことのないことの意外な楽しさ。 思ってもいなかった、やりたくなる気持ちが沸いてくる自分に気がつきます。
なんだか新しい自分に出会った気がしてとても幸せです。
衣生活というと、洗たくとお風呂美化というイメ-ジがあって、お風呂美化はにがてだなという思いもありながら始めてみると、さっそく、お風呂美化ということになり、梅雨あけで、どんどんあつくなる中風呂美化をやっていると、あついし、”この仕事 おもしろくないな”とつくづく思いました。けど”おもしろくない”という思いを素直に受けとめている自分がいて、でも、はらをくくって無理やりすきにならなくちゃという思いもな く、”ふ〜ん、ここからやっていくんだな”とスタ−トとしてはわるくないと思いながらやっている真最中です。