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さつま芋掘り【豊里太陽の家】


 沖永さんに「さつま芋掘りができるよ」と声をかけてもらい、今年もさつま芋掘りに出かけました。

 キリン組(4歳児)の男の子たちは、農場までの道をすぐ近くまで初めて歩いて(時に走りながら)行きました。
 後から追いついたワゴン車に乗せてもらうと、玉のような汗を光らせ、目をキラキラさせながら道中の様子に声をはずませていました。

 さつま芋畑は農場で一番見晴らしのよいところにあり、とんぼが沢山飛んでいました。
 とんぼ採りしたいけど、まずはお芋掘り。

 アディラさんが鍬を入れてくれたところを掘って、ひっぱって、うんとこしょ、ほらぬけた。

 土から掘り出したばかりのさつま芋は目にも鮮やかな紅色です。緑色のつるからいくつも繋がるお芋、ひょろひょろひげ根っこ、いろいろな形のお芋ちゃん。

 すぐに言葉にはあらわさなくとも、五感でつかまえた感動は彼らの血肉となっていくのでしょうね。

 そして数日後、焚き火のおじいちゃん(と子どもたちが呼んでいた)と一緒に焼き芋をして、美味しくいただきました。

 秋一番のお楽しみです。

【豊里実顕地 加藤紗里】