愛和館は命の母
【豊里】
毎月開催の豊里交流会ではその月を振り返っての発表と、今期は各専門部に日頃の活動を発表してもらいました。どの専門部も工夫をこらした発表で、毎回楽しみにしてきました。
9月、食の専門部は愛和館に関するアンケートを書いて貰い、萩田さん・瀬戸千浪さん・紺野満喜子さん・穐本聡さん・梶山リッタさん・中井明子さん・前田さんがアンケート結果とそれを見て思うことなどを発表してくれました。
【豊里実顕地 喜田栄子】
アンケートを寄せてもらいました
食専門部からの発表です。
食専門から一方的に話すのでなくみんなに参加してもらうようにしようということでアンケートをということになりました。
予想を上回る多くの人90名からアンケートへの応えがもらえ、またメールで返信をもらいました。これだけ高齢の人が多い中で、メールを使いこなしている人がこれだけいるというのはすごいことだとも思いました。
萩田喜七郎
Q1.愛和館を一言で表すとしたらどんな言葉で表しますか?
問いかけに対して、多かったのはヤマギシの四文字熟語。
“満喫謳歌”“一家団欒”(団欒含む)”“一体食堂”(食堂含む)の三大熟語でした!
他にも、楽しい・豊か・幸せ・心のふれあい・ホッコリ・など、表現は違っても表したいものは同じなのかな?一人一人の心情が感じられます。
食生活と食専門部の両方を兼ねている私自身どうかというと、”とても一言では表せないぁ~、みんなすごいなぁ~”、というのが正直なところです。
ですが・・・いろんな表現の中から、今の私の一番のお気に入りを紹介します。
愛和館を一言で表すと・・・『命の母』
瀬戸千波
Q2.愛和館で一番うれしいことは何ですか?
人との出会い
・いろいろな人に会える
・会いたいと思っていた人に会える
・太陽の家の子たちの顔が見られる
・声をかけられる
・同じ話題でテ-ブルが盛り上がる
食べることで
・毎日用意されてる
・食べたいもの、大好きなメニュ-の時
・いつも美味しい
・季節のもの、旬のもの、果物が豊富
・すぐに食べられる、お腹いっぱい食べられる
・自分が関わっている食材がいかされてる
などなど、人との出会いを一番に挙げた人、食べることのほうを一番に挙げた人、と分類してみたら大体同数でした。
このほかは、人と一緒に食べることが一番うれしい、を様々に表現しているものでした。
談笑しながら美味しく食べる、美味しいものを談笑しながら食べる、愛和館で一番うれしいことはこれにつきるのではないでしょうか。
毎日、当たり前のように見えている情景ですが、アンケ-トをやってみることで、
日常の自分に結構素直に向き合う機会になったのが、思いのほか面白かったです」
紺野満喜子
Q3.愛和館で席を決めるとき、何がポイントですか?
・一緒に話したい人が居る。
・女の人が多くて、世話をしてくれそう。
・嫌いな人がいないところ。
みんなおいしく食べようと思って席を選んでいるんだなぁ。
穐本聡
Q4.メニューを見て真っ先に思うことは何ですか?
・やった!私の大好物だ!
・えー、これか?
・やった!今日の片づけは楽だ!
・今日はこれだな。
・これが食べたかった。どうして人の気持ち分かるんだろう?
・ピーマン、ピーマン、ピーマン。ピーマンいっぱいあるんだね。食べて欲しいんだな。
私は一日に二回メニュー板を見るのが面白い。
どんな思いが出てくるというのもありますが、その思いの出所を見るのが面白い。
その時その時どんな世界に住んでいるのか、どこに立って暮らしているのかが見えてくるので、一つのバロメーターになっています。
食生活に専門部研でも、愛和館とか食事のことで研鑽していくと自分の中にもそこにたどりつきます。
部研が面白くて、寄りたくて、寄ってます。
梶山リッタ
Q5.愛和館メニュー、わたしのベスト3は?
・1位53ポイント 麺類
そば・うどん麺類と記入されていたもの
・2位42ポイント カレーライス
・3位33ポイント 鶏肉のから揚げ
・4位、5位は豚しゃぶ、豚肉丼と豚肉メニュー
ワースト3を記入してくれた方もいて、焼き○○が入っていました。が、・・・別の人のアンケートには焼き○○がベスト3に・・・
アンケートに書かれていたメニューは全部で90余り、毎日誰かの好物を食べていると思うと少し幸せな感じ・・・?
中井明子
やってみて
グルメに走る昨今の世間を垣間見ながら、生きる為に食するとの考えを持った、我々同志が多く居るのではと勝手に推察したのは、今回のアンケ-トで、好きなメニュ-ベスト3が、ただ御馳走だけでなく多岐にわたっていたり、食する事を介して、心豊かになり、そこからどう生きるのか考えていけるって、良いなあーと思いました。
私の立場から、食の環境等で、一緒に研鑽させてもらいたいと思いました。