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モンゴルから楽園村に参加する子ども達


多摩の生活館のロビ−で、3か国の子供達との朝の光景です。韓国からの里帰りのノリコさん家族、埼玉のサチコさん一家、モンゴルの子供達

多摩の生活館のロビ−で、3か国の子供達との朝の光景です。韓国からの里帰りのノリコさん家族、埼玉のサチコさん一家、モンゴルの子供達

モンゴルから楽園村に参加する子供達と一日一緒に私達夫婦と過ごす事になって。
「私は2年前の時にも行ったけど、ご飯どうしよう?」
「バスと電車が壁かな?」
と前日に話してたら、「とにかく、安全だよ!」と。
佐々木さんは、楽園村の父さんだ-と思った。
この子達と江の島に行ってきました。
世の中、夏休み!どこも、満員。
バタル君は、2年前に来たことがあるので、水族館に入っても、早く海に行きたくて
「まだですか?まだですか?」とそわそわ。

水族館を出て、海の浜辺に出ると、「わ-!」と叫んだけど、どうしていいか戸惑ってた感じ。
戸惑ってたのは、つかの間。
一度足を海につけて、写真撮って・・・すると、皆が走ってきて、ポケットの中身を私のカバンに
ボンボン入れたら、海に向かって行きました。
(え~!!ちょっと待って、ちょっと待って)
「波が今日、高いよ。だいじょうぶかな」
(初めての海なんだから、波の危ない事言わなくっちゃ)
あの手この手でバタル君に注意して、
皆を呼んで、スマホで和訳して、伝えて。ハラハラどきどき。
写真撮ってる場合じゃない!ってな感じの私。
時々連絡していたメ−ルには、「しばらく、電車に乗れない。」とだけで。
かっこいい湘南の海の家の近くで、私は、帽子に首にタオルぐるぐる巻きの姿、ハラハラどきどきのオバサンでした。

自分の中には、楽しい事と危険性は隣合わせって、いつもあるだよな~。と
波で遊んでる様子みて、初めてで、解放されていいね、と思う気持ちと、
そうだから、安全をみてやりたいと思う気持ちと・・・もう暑さなんて吹っ飛んでました。
佐々木さんは、我が子供の様に、びっしょびしょ濡れた衣類を絞ったり・・皆で大笑いの浜辺でした。
この海の解放感がきっかけなのか、自分達が見たい、探したい物を言うようになって、
帰り途中では、欲しいモノの下調べや買い物にも一緒しました。
楽園村から帰って来たら、どう?なんだろうか、楽しみです。

【多摩実顕地 佐々木順子】