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キムハンギョル君とクォンウンソンさんの結婚式


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11月1日、韓国実顕地にてキムハンギョル君とクォンウンソンさんの結婚式が執り行われました。
雨が心配されましたが晴れて風もなく、穏やかな式になりました。

韓国より 石角真由(内部川)


キム・ハンギョルさんと、クォン・ウンソンさんの結婚式に日本からも出席させてもらいました。
親族、友人、会員さん、地域の方と、500名以上が祝福に駆けつけ、秋晴れの中、厳かな中にも和やかさのある二人の門出を見守りました。
ハンギョルは馬に乗り、ウンソンは青年達が時間をかけた手作りの籠に乗り、山崎彰久さんや友人達にかついでもらい、実顕地から、式場の楽園村会場までの道のりを入場して来ました。
今回の結婚式は伝統的な式ということで、新郎がひょうたんを足で踏んでわったり(今までの悪いことは踏みつぶす意味)、鶏(子孫繁栄のシンボル)をゲストに向かって放す(ブーケトスの様なもの)なども取り入れられていました。
新郎・新婦の言葉は、お互いを想い合う先に社会へも通じていくもので、力強さと優しさを感じさせてもらいました。
また、新郎の父サンボさんからは、28年前に韓国実顕地で初めて自分たちが結婚してから、たくさんの嬉しいこと楽しいことがあったが、今日が一番嬉しいという話が、またユンさんの、ヤマギシの村の紹介も兼ね、自分(自分達)の幸せは社会みんなの幸せがあってこそ、という言葉に続きました。
村で育った子ども達による、農楽(太鼓や鐘の演奏)、楽園村っ子達の「笑顔ひとつで」の合唱、どれも心に響く温かみのあるものでした。
ひとりの人がこの世に誕生し、こんなにも多くの人に出会い、つながりあって生きていくことを実感させて貰える1日で、韓国実顕地の人達のおもてなしの心からも、こんな結婚式に、日本から招待して貰ったことを、嬉しく感じています。
村で生まれ育ったハンギョルと、青年活動からヤマギシを知り本当の幸せとは何かを考え続けて参画してきたウンソン、二人の結婚が韓国実顕地だけにとどまらず、今日からはじまり、つながり、ひろがっていくスタートだなと思います。
ハンギョル、ウンソンご結婚本当におめでとう!韓国実顕地のみなはんこれからもずっと一緒にやらせてくださいね!

春日山実顕地 奥田なな瀬