「春日山ケアハウス」への入り口
春日山は今、桜が満開です。
木蓮、れんぎょう,チューリップ、雪柳など色とりどりの花がそこかしこに咲いています。
連日、近郊のデイサービスのお年寄りが車を何台も連ねて、お花見に訪れています。
昨日は近くの工場で働く中国の青年が4~5人そぞろ歩いてました。そんな中、今日は、『上市場ふれあいサロン』という、熟年の方40名くらいがお花見をかねて、桜の下で、例会をされていました。
お弁当の後、出し物などされて、楽しそうでした。下柘植を中心にした、地域の、集まりだそうです。
昨年までは、テーブルとイスは用意していましたが、みなさん、飲み物など持参されるので、どうぞ、どうぞ、と迎える程度でした。今年はちょっと、違う雰囲気を感じます。
2月の交流会で、春日山ケアハウスを立ち上げたいと老蘇介護部から出されました。
まずは人が寄ってきてもらえるような何かを・・・。そんな中での、桜の季節です。
テーブルとイスのほかに今年はひよこせんべいとお茶をさりげなく用意しています。
老蘇愛和館の縁側に座ってお茶をしてもらったり、老蘇愛和館にフラッと入ってこられる方がいたりしています。人は何に、吸い寄せられるのだろうか?そして、何に背を向けるのだろうか?
乃武子さん、妙ちゃん、久美ちゃんが、いそいそとみなさんが見える前にと用意している姿が桜の木の下に似合って、映ります。
【春日山実顕地 平島春美】
春日山の桜懐かしく思い出しています。
そこには陽光輝き、・・・ の一節が浮かぶようです。
ケアハウスにふさわしい場所ですね。
このあいだ、陽光館のまえをぶらっとのぞいたら、
お花見をかねて、昼食会が行われていたなあ。
老蘇さんたち、とってもいい顔で、ゆったりとして、おしゃべりのはなをさかせていました。
ぼくも、いっしょにいて、とっても、くつろげました。
たえちゃんたちが、いそいそと、いろんなことをしておられました。
吟行のみなさんといい、下柘植の集まりといい、春日山に寄ってこられるひとのこころを引き付けるものは如何なるものか。
春日山のむらの佇まいもあるのかなあ。ひとの醸し出す気風にあるのか。
実顕地も、それぞれの持ち味があろうけど、わが豊里の気風はどんなかなあ。