ページを印刷 ページを印刷

ところで美里のお店は?


KIMG0124

ヤマギシファーム名古屋支店を準備していく過程で、「ところで美里のお店はどうするか?」という話になりました。「限られたメンバーで、名古屋も美里もやれないんじゃないだろうか。」というのが出た後で、「名古屋には、若い人を送り出して、美里は70代でやっていったら」と勝子さんが言い出しました。そこで、何となく空気が変わって、「名古屋又は美里」ではなく、「名古屋も美里も」となるにはどうするか、と考えました。

美里の小さなお店は、5年前に開店してから、少しずつお客さんが増えてきました。以前から月に1回の朝市をやってきましたが、昨年から、毎月第2木曜日の「ランチカフェ」、今年から第3日曜日の「モーニングカフェ」もやっていて、月に1回の営業なのに、メルマガを見たお客さんが沢山やってきます。今日は朝から大雨なのに、「モーニングカフェ」に30人以上のお客さんが来てくれました。お客さんは、朝食とコーヒーでゆったりした時間を過ごしてから、お店で野菜や肉を買ってくれます。
この「モーニングカフェ」の営業時間が終わった後で、スタッフが食事をしながらミーティングをしているそうなので、覗いてみました。サラダの味、パンの焼き方、ジャムの粒々、食器、出し方、花の飾り方、などなど、延々と出されて、夫々こうしたら、ああしたら、とアイデアが出てきます。オジサンには意味不明な会話ですが、この女子力に圧倒されます。そして、これがこのカフェの魅力の源泉なんだと思います。皆でアイデアを出し合って、夫々の持ち味を形にしていく場として、お店やカフェをやっていくいうのは、楽しい事だし、そういう処に人寄ってくるんだと思います。

美里実顕地 後藤健