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ブラジル便り【交流】


ブラジルの生活にも少しずつ慣れてきました。こちらは夏ですが、雨季なので毎日のように雨が降っています。大概は夕方から降り始め、雷を伴って急に大粒の雨が振る感じで、夕立のような感じもあります。そのせいか夜は肌寒く毛布がないと寝られないぐらいです。ほんとうに不思議です。暑い暑いと思ってきたので、秋の気候に驚いています。雨季にたっぷりと雨が降ると嬉しいそうです。ただ、毎日のように停電を伴っているので、すぐにろうそくを出してきて、食卓に並べたり、トイレや部屋において、毎日のなれた動きです。

食事とかは、昼食はブラジル料理。フェイジョンと油飯。野菜の炒めものが主流です。夕食はいろいろ変化に飛んでいます。私は和食を作らせてもらうのですが、大概サラダや一品を作らせてもらっています。愛和館にはいつもバナナとオレンジが置かれ、ちょっと濃いめのコーヒーが置かれています。こちらのコーヒーは私には飲めません。みんながそのまま飲むところを3倍ぐらいに薄めて、その上に砂糖を入れて飲む感じで、なかなか濃くて飲めないので、サイフォンで自分用に薄めのコーヒーを入れて飲んでいます。牛乳はちょっと重たいです。それを使ってのヨーグルトは手作りです。
今週はこちらも特講が行われていて、8人の参加者があり、かかりに5人ほど入ってこちらは少し静かです。そんな動きの中で私も夕食は任せてもらって、いろいろ相談しながら、材料を見ながら作らせてもらっています。

奥村も毎日、主にペンキ塗りですが、結構家の改修の関係で部屋の壁や外壁などのペンキ塗り、あとは色々なところの修繕と小さなペンキ塗り。毎日忙しそうに塗っています。それと電気の取り換えや水道の蛇口の修理や雨漏りの修理で屋根に登ったり、家の営繕関係・・・修理に動き回っています。

村の近くの街では教会の近くの公園に、クリスマスの赤い服のサンタや雪だるまが置かれていますが、その周辺の人々は半袖や、もっと薄着の人々で、テレビではサーフィンのニュース・・・・・・。日本と比べるととっても静かで、クリスマス休暇の話は出ますが、クリスマスの賑わいは感じられません。これからなのかしら?
またこちらも省エネで、イルミネーションはなくなり、赤い布と緑の布が木に巻かれています。街の中心地では一部イルミネーションもあるようですが、土曜日と日曜日の夜しかつけないそうで、ちょっと見てみたい気分です。

毎日が淡々と過ぎていきます。
村中が静かな雰囲気で、ノンビリとした雰囲気が流れています。

ブラジルにて 奥村悦子(豊里)