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何という一日


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朝の出発研で先週あった全国実顕地づくり研の報告を依ちゃんから聞いた。
今月のテーマの「研鑽会にしていく」とは?
日頃の些細なことが色々出されたようで、なかなか面白かった様子。

そのなかで、依ちゃんは私との厨房でのやりとりを出したそうな、、、。
「いつぞやの親子丼の時の話。味付けが薄いと春美さんに言われた、自分はそうは思わない、レシピ通りだし、今までもそれでやってきた、でも、この道ウン十年の春美さんがいうから、、、」みたいな話だったよう。
味は人それぞれ好みが違うから難しいとか、イヤイヤ、それを言ったら、なんでもそう、とか、話は広がったよう。ついでに?その朝の出発研で「春美ちゃんの味つけは時に濃いよね」なんて話も出た。久しぶりにまな板の鯉になった感じで心中ちょっと波立つ。私の料理へのこだわりはハンパじゃないからなぁ~ だから、生産部門に移動した時は楽だった、お腹すいて、クタクタでやっと愛和館にたどり着いたら、ご飯が用意されているということだけで、有り難かった。
暖簾くぐって、味つけにもの申しに来たなんて、話もあったようですが、、、。
だから加賀実顕地へ移って最初は、食生活を又やるのかぁとちょっとしんどかった。
やったらやったで、ついつい、のめりこむし。
依ちゃんはその研鑽会の後で「依ちゃん、これからもそれでやるの?しんどくない?」と声をかけられたそうな。

昼の研鑽会で全国実顕地づくり研の話題になった、早速「親子丼のやりとりが出てたよー」と追い打ちを掛けられる。「はい、聞いてまーす。」と軽くいなす。

今日は平島さんが地域の老人会の旅行に出かける日だった!
「行くぞー」と厨房に声を掛けに来た彼に「いってっらっしゃーい」と言ったら、「おいおい、歩いていけってか?」 そうか、集合場所まで車で送るのか?全然その事念頭にになかったわーと我ながら、笑ってしまう。 結構朝からのやりとりに気持ちが占領されていたようだ。

集合場所で温泉宿の送迎バスを見送って、さてと、車を発進したら、いきなり『ドン!』と衝撃。広場の出口の中央にある縁石に乗り上げてしまった。ニッチもサッチモ動かせない。
目の前の縁石が目に入ってなかった!(私チビだから、見えなかったかも)
困り果てて途方に暮れていたら、向かいの奥さんと数軒先からお兄さんが出てきてくれた。
「もう少ししたら主人も戻るですけどねー」と奥さんが親切に言ってくださる。
そこへ、近所の方らしい車が通り、おじさんが降りてきてくれた。
お兄さんが家からコンクリートブロックを運んで縁石に寄せて、なんとか、4人で車を押して無事乗り越えられた。 皆さんホント親切! 深々とお辞儀をして家に戻る。
夜の整理研で、車を縁石に乗り上げた報告をして、「みなさん親切!」っていったら、「そうだよー」「この辺はみんな知り合い、見かけない人はヤマギシってすぐわかるさ」って、ことだった。

話題を変えて、「この2~3日客間のストーブがないけど、知らない?」と出すと誰も知らなかった。
誰も使ってないとの事。「勘違いじゃないの?ほんとにそこにあったの?」
「間違いありません!」「だって、私が客間三つともストーブ用意したの、この前ちえみちゃんがその部屋使ったし」
「押入れにあるんじゃないの?」
「えっ、私が押し入れから出したんだよー」
「彼女が片付けたんじゃないかい?」
「押し入れは見てないけど、、、」 (一泊の人が季節はずれでもないのにそんな事するかな?)
やっちゃんも別のストーブを探してる事がわかった。
ともかく探そうとなって、みんなで2階に上がった。
「百聞は一見にしかずだからねー」と由美ちゃん。
「あったよー」と由美ちゃんの屈託のない声。
客間のストーブは客間の押し入れにありました!
やっちゃんの探してたストーブは普段使うことのない大型布団乾燥機室にありました。

自分のこだわりと決めつけを見せつけられるオンパレードの一日でしたー。

きょうは数日前から整理研で話題になっているスーパームーンの日。
11時頃、窓の下で何やら話声、福崎さんと後藤さんが空を見上げてる。
「見えたー?」
「ダメー」(後藤さん)
「さっき、僕は雲の間からの、ちょっと見たよー」(福崎さん)
なんかのどかだよね、結局いい一日だったのかな?

加賀実顕地  平島春美

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