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味わっています!大活躍の男性陣


豊里では職場を超えた男性陣が生活職場で大活躍です。食生活のご飯炊き・魚菜、衣生活の洗濯など欠かせません。そんな様子を折原さんが書いてくれました。

6月から週3回2時間魚菜でやらせて貰っています。ここまでやってみての感想です。

女の人たちの職場で包丁を持ってやることなど初めてのことばかりで、見たり聞いたりすることが新鮮で、色々と感じるものがあります。

先ず、一人ひとりが安全と衛生には細かく気を置いています。そして次の工程の調理部門の人たちがやり易いように、切ったり、並べたり、ほぐしたり、そして洗ったりしている優しい姿が目に入ります。

採れたての生産物を活かし、食べる人に美味しく食べて貰おうとする空気は、何か昔から一貫して流れている感じがしますね。作業をしながら「これはどう切ろうか?こうやろうと思うがどうか?こうやったほうがやり易いよ!」とかしょっちゅう言葉が行き来します。

あと、収穫された生産物は魚菜の手を通ると生まれ変わって輝きだすように思いますね。そして、愛和館で自分の係わった生産物が食卓に並ぶと嬉しくなって「これは俺が切ったスイカだ!美しい!」とか話したくなる自分がいます。

この前切ったスイカは1個16、4キロもありました。魚菜の作業の中には女の人にはちょっと重労働と思われることも結構あり、「折原さ~ん お願い!このコンテナを運んで!」とか声が掛かると何故か張り切ってしまいます。

やることが沢山あり、次々に変わる作業をみんなに聞きながら、ほんの一役やらせてもらえることで毎日が新鮮で楽しいです。

豊里実顕地 折原 正昭