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軽やかに過ぎた朝の一場面


「家の周りの草が延びている。刈ってほしいんだけど。」 という声に、じゃ、出会い作業で草刈りをしようということになりました。7月28日、Am 6:00からやろうということでした。
何だかこのままでは思い思いの場所やって終わってしまうんじゃないのかな〜、何やりたいのかな〜、受け入れの人たたなくていいの〜、そんなのいらんやろ〜、そんな立ち話も聞こえる中、草刈り前日、ロビーのボードにはAM6:00 愛和館前集合。 主にやりたい場所を描いた図が貼られていました。
当日 あさ草刈り機を持った男性数名、鎌持参の女性数名が愛和館前に集合。いつも精力的に草刈りを進めている半田さんから”夏休みに子供達が帰って来たりお客さんを迎えるのに、マムシなどの危険がないよう まず生活館周りの草刈りを進めたいです。”と一言あり、作業が始まりました。
ブォーンと各所から草刈り機の音が響きだしました。
女性陣は駐車場周りの花壇の草引き。「ここに植わってるの何?」「芝桜よ」「春にさいてた?全然気がつかなかったわ」そんな会話もありながら、半田さんの言葉や、草刈り機の音の中でやる草引きは1人でやる草引きと違う味わいがあり、またやりたい出会い作業でした。
“日常ささいな心の動きを通い合わせることが大切。一人一人のフッと思い浮かんだ気持ちでできていくのが本当”
特別な日でもなく、日常の暮らしの中で軽やかに過ぎた朝の一場面ですが、実顕地に暮らす幸せを味わった朝でもありました。

一志実顕地 濱川 由紀子