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ブログ 「ウシシ ♪ な職場日記」より


和牛のオリンピック

今、5年に一度の和牛の祭典、第11回全国和牛能力共進会が宮城県仙台市で開催されています。
三重県からは第9区(去勢肥育牛)に2頭を出品しました。

2年前にも宮城全共に関するブログを投稿していますが、この時に照準を合わせて種付けをし、生まれてきたオス19頭は個別飼いで育てて7ヵ月令の時に県内の各肥育農家さんの元へ送り出しました。

あれから約1年半…。あの19頭のうちの1頭が、今回の全共の三重県代表に選ばれました!

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新たな技術への出発

今、黒毛和牛の生産は受精卵移植(代理母出産)の時代へと大きく変わってきています。

以前にも投稿したことがあったかも知れませんが、和牛は、体の大きさや肉の質、脂の質や味などが、ほぼ血統によって決まってくると言われています。

牛の在胎期間は約10ヵ月なので、どんなに優れた血統だとしても、普通に産んでいたら1年に1頭しか生産できません。

そこで、乳牛やF1(交雑種)のお腹を借りて和牛を生産する、受精卵移植の技術が用いられるようになり、近年、それが急速に普及してきているようです。その影響もあって、全国的に和牛の受精卵の需要が高まってきています。

ここ豊里肉牛部では、約20年前から体内受精卵移植というものを行ってきた訳ですが、新しい(?)採卵技術であるOPU(経膣採卵)で体外受精卵の生産を行うセンター(ヤマギシのではありません)が今月末に北海道の帯広にオープンするのに合わせて、今日、豊里の牛を4頭送り出しました。

3泊4日の長旅です。

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