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水曜日はカフェ


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毎週水曜日は村人ロビーで、平均年齢90歳の「お楽しみカフェ」。
(最高年齢フミさん101歳。94・93・92・90と続き、80代が3名)

ロビーで新聞を読んでいると、華やいだ笑い声や飛び交う話が耳には行って来た。今日は山形出身ののぶさんとケイコさんの芋煮会の話にみんなで盛り上がっていた。昔話を語り合う仲間がいるのは楽しいだろうなあとながめていると、
「お花見に団子を作ってだしたいな」「香ばしい団子にしようよ」「じゃ炭火焼だ」「甘いのより醤油だけで食べてみたい」「だんご丸める位はできるよ」・・・と次々広がる話につられて私も、スマホカメラで参加していました。
DSC_0949アルバムを見る⇒水曜日はカフェ
最後はいつもの手遊び「あんたがたどこさ」で締めくくり。歌と手の動きが可愛いいのは子どもと一緒ですね。
里子さんのピアノ伴奏で、歌をうたったり、加代子さん・悦子さんの読んでくれる絵本に心を寄せ、浜子さん一緒に手足を動かしていたら、あっという間の一時間だそうです。

始まりは1年半程前の介護の人からの声掛け
「デイサービスに行かない日は話し相手になってくれないかな?テレビ見るより、外に出た方がいいよね」
千枝子さんが話を聞こうにも「忘れた」「わかんねー」で、行き詰まり、どうしたらと考え、明るくて人通りのある村人ロビーに場所を移してみた。始めはロビーに来た人が遠慮してなのか立ち去ることもあったけど、そのうち、お菓子もあり、通りがかりの人が一緒に話に加わったり、歌ったりして行くようになった。お茶をたて手作り茶碗でもてなしてくれる人もいたり、関わってくれる人も増え、互いに楽しんでいるそうです。

豊里実顕地 喜田栄子