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サッカー少年たちとの合唱


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先日、三重県下で大きな少年サッカークラブのメンバー120名が春日山に合宿に来た。
このクラブは毎回、サッカーボールを蹴るのではなく、農作業や食事つくりなどの生活面を目的としていた。
今回はそれに加えて、合唱練習をやり、最終日に地域の中学の体育館で発表会をやるとのこと。
合唱する目的は「他に合わせる」「恥ずかしさを克服する」ことができたらよいとのこと。

発表曲は「花が咲く」「世界に一つだけの花」のいづれか。。120名を新中3、新中2、新中1、小学生、伊勢志摩クラブの5チームに分かれた。
毎晩夜9時から1チーム15分くらいの練習で、3日間やって、4日目の昼には発表会。
最初はこんな少ない時間でどうなるんやろ?初めて人前で歌う子ばかりがどうなるやろ?伴奏はどうしよう?とか考えた。

結局、伴奏なしで、アカペラでやった。また、子供たちは指揮者は必要だというので、それぞれ各チームの中から、指揮する子を選んでもらった。
指揮なんてしたことがない子たちが、みんなの前に出てやることで、歌っている子供たちに笑顔が出てきて、元気な声が出てきた。

本番の発表会では、子供たちの親とか春日山メンバーが来ていた。子供たちはみんな楽しく歌っていたように思う。
今回の合唱において、自分の観方が変わったように思う。きれいな声で歌うとか正しい音で歌うというより「合唱ってみんなで楽しむもの」なんだなあと。

春日山実顕地  橋口利明