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平成から新しい時代へ


平成から新しい時代へ

 

令和、新時代への幕開け

前進 躍動 積極的

 

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年間テーマ

○平成から新しい時代へ

 

5月度テーマ

○令和、新時代への幕開け

○前進  躍動  積極的

 

令和、新時代への幕開けです。

私達一人一人が、新しい時代を創っていくスタートラインに立ったといえるでしょう。この間の村づくりの中から、新時代の実顕地のこれからを描いていきたいです。

先月は、春日山で60.70代研が開かれ、各実顕地から多くの人が集まりました。参加した人から、この研鑽会も始まったころは、それぞれの身体の話や、これからどうなっていくのだろう、というような話題が多い印象だったが、今回は、今やっていることや感じていることなどが次々に出てきて、回を重ねてくる中でとにかく明るい研鑽会になってきた。という感想を聞かせてもらいました。また、職場の人からぜひ参加してみたら、と声をかけられ初めて参加した人もいたそうです。
「やらせてもらっている、と思ってそのように表現してやってきたことも、実は、『自分がやってる』『自分が』という自分があることに最近気づいた」意見を出そうとは思っていなかったが、何故かみんなの中で出してみると、込み上げてくるものがあったそうです。

こうした研鑽機会や、昨今の海外への交流、長期研鑽会などに参加することで、その人の内にあるものが発露し芽生え、響き合うことで、新しい心境が開かれていくようです。またそんな雰囲気が日ごろの職場や暮らしの中に齎されることで、イズムのあり方から入ったものとはまた違ったあたりが相乗効果で出てきているのではないでしょうか。

豊里でも養鶏法のその後、村づくりが進んでいるそうです。

「先日の鰹のタタキの美味しかったこと。
やはり、炙り立ての風味の良さもありましたが、鰹が捕れた、から始まり、愛和館で食べるまでの動きの見事さに旨さがあると思いました。
ヨーケーホー飯での、ご飯の旨さだけでないものと通じるものがあったように…
それが段取り無しで成った事も見事でした。朝8時からさばき始めます、の一言だけでした。
子どもの小学校の同級生が遊びに来ていて鰹のタタキを食べて、うますぎ!と言っていました。
そりゃそうでしょう、こんな面白くて旨い鰹のタタキは買えないよ!と思いました。 豊里では、こういう動き、日常的に、どんどんやっていこう!となっています。
ゴールデンウィーク10連休、太陽の家を求め、親子交流が、磯部・春日山・飯田からあり、子ども達も交流しています。お母さん達は職場交流で。
こんな交流も、どんどん受け入れて行きたいな、と思っています」

そんな中、韓国のバルグンヌリ共同体のみなさんが、豊里や春日山へ70名あまりで参観に来られました。村全体で受け入れていこうということで、愛和館でも普段のテーブルに交じり合っての食事風景となりました。つたない語学力で、スマホに通訳してもらいながら、ピースサインと笑顔で・・いつの間にか子どもたち同士も仲良くなっている姿も印象的でした。

社会はグローバル化が進み、新しいものが日々生まれ、情報や物質的な豊かさで溢れた現代にこそ、人と人との繋がりに希求するものがいよいよ高まり、新時代の潮流となっていくことでしょう。

先日の南紀御浜での甘夏収穫は、各実顕地メンバーはもとより、会員さん、研鑽学生、子ども達と多くの人で楽しみました。まさに美果が甘露を湛えて人を待ち・・の世界がそこに顕れていたのではないでしょうか。

消極的でなく積極的に、陰的でなく陽的に、静止沈滞でなく自由活動的に、諦め的に物事を観ないで、夢を描き向上進歩を策します。

明日の実顕地、新しい時代、次の社会へと、大道を力強く活発に躍動的に共に前進していきましょう。

実顕地研鑽部