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左右田夫妻のタイ交流


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相当に単調、刺激の少ない毎日を送っています。
とは言え、朝は結構楽しい。
左右田夫妻は夜明けが待ちきれず、農場の散歩。棒は杖ではなくて、野良犬対策。

私は、北部チェンライで日本女性が栽培している珈琲豆で、バリスタ気分。7時にはみんなで珈琲を飲みながら出発研。
これが1日の元気の源です。



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3月3日、北条実顕地から左右田信雄・和子さん夫妻がタイ交流に来てくれました。その頃タイではコロナウィルスの感染者がまだ少なく、日本は要注意国で、2週間の自宅待機が要請されていました。それで2週間は実顕地内で過ごしました。地元の市場さえも行けず、どんだけ退屈するかなあと心配しましたが、2人は淡々と毎日の生活の中に、驚きや面白さを見つけて、けっこう楽しげでした。

2週間をやり過ごし、晴れてアユタヤ観光へ。象乗りや遺跡巡りを楽しみました。週末にはウィークエンドマーケットへ。あらら?「けっこうの人出だね。お店も思ったより開いているね。」なんてウキウキ気分はここまで。午後には何やら政府から通達が出たらしく、帰りに寄ったスーパーマーケットは大混雑。明日から商業施設は閉鎖とか。
雲行きがどんどん怪しくなっていく。
タイ入国もシャットアウト。えーっ!タイ入国から30日目にカンボジアに出てアンコールワットへ行くのを、タイ交流の最大の楽しみにしていた左右田夫妻。旅行は中止。がくっ!
タイ滞在期限はあと数日。あわてて帰国の飛行機を探すも、時すでに遅し。

慌ててイミグレーションへ。ここはペンタゴン?と錯覚する程の巨大施設。
「朝いちで来たし大丈夫だよね~」
中に入って真っ青。人人人!「ば、番号札はどこで貰うんですか?」「あっち」
「あっちって、どっちよ~。」900番台の番号を持っている人が最後尾?番号札を出す機械はすでにオーバーワークで故障。こりゃだめだ。ここで感染してしまう。
そうだ!ひらめいた。地元に地味~なイミグレがある、そこへ行こう!
地味なイミグレ、普段の10倍の人で10番目。なにやら難癖付けられるも、30日延長ゲット。やったー!

 

「アンコールワット行けなくたって、いいよ、いいよ。
タイにはね、素敵な国立公園があるんだよ。そこのツアーに申し込むからね。
大丈夫、楽しみはまだまだたくさんあるからね。」
ところが25日、タイ全土の国立公園入場禁止令。
26日には非常事態宣言。県境では検問。
コンビニとスーパーは開いているけど、食品のみの販売。飲食店は持ち帰りのみ。
なーんか、どんどん狭めてくる。


そんな中、左右田夫妻は今日も淡々と暮らしています。
参画してからずっと、北条実顕地で淡々と、地味~に暮らして来たという2人。
いやー、底力が半端ありません。帰国の日までどうぞ楽しんでいって下さい。

タイ実顕地  上田師代