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東京案内所が移転


東京案内所が高田馬場から町田に移転しました

5月から「ヤマギシズム東京案内所」が、都心の高田馬場から町田の多摩実顕地・ファーム町田店の隣りに移転しました。

新事務所は、バス通りに面した場所です。大人数の研鑽会は多摩実顕地生活館の研鑽会室を使う予定なので、今までの事務所に比べたら小さくなりました。

「ヤマギシさんも、コロナ禍で東京都心から事務所を郊外に移転する? トレンディですね。」と言われていますが、コロナ禍以前から、東京案内所の移転は検討していました。確かに昨年3月から、毎週水曜日や金曜日に寄って開催していた「幸福研」や「地域社会づくり研」、毎月定例で開催していた「若者食事会」や「男の研鑽会」、不定期でしたが「子育ち講座」などは、新型コロナ感染拡大防止の緊急事態宣言発令を機に、開催を自粛して1年が過ぎてしまい、移転が具体的に早まったことは事実です。

実際に移転したと聞いて、「どうして移転したの? 都心に寄り場がなくなって寂しいなあ~」と思われる方もいるようです。

特に長年、高田馬場に集まって、特講拡大や楽園村誘いの電話かけや、学園生のミュージカル東京公演をやったり、拡大のために有識者を訪ねたり、いろいろな活動を案内所を拠点にしていた会員さんや拡大で送り出された村人。また、豊里実顕地と東京を運行していた「家族バス」を利用して、東京出張の際には夜の11時過ぎまで休憩や早朝仮眠、宿泊場所で賑わっていたことを体験した方には、いろいろな思いがよみがえるようです。(もちろん、長年、高田馬場を拠点に活動をさせてもらった私もその一人ですが・・・)。

でも、電話やFAXから、インターネットのメールやラインでの通信手段に変わった現在は、問い合せはほとんどがネットを介してですし、訪ねてくる人も、先ずはネットです。また、以前と違って若いお母さん達世代は専業主婦でなく、案内所を拠点に活動するスタイルではなくなっています。特に昨年の3月からは、研鑽会もZOOMを活用してやっています。
会の機関紙「けんさん」の発送も、以前は東京案内所に集まって全国に発送する一斉作業で楽しんでいたのですが、現在は各地のブロック毎に会員さんが集まって発送しています。

いろいろな面で、活動形態が変化して、それが東京案内所の移転の大きな理由です。
今までも、大勢集まる関東の「新春出発研」は多摩実顕地で、楽園村関係の研鑽会は岡部実顕地でやっていましたし、もっと、岡部や多摩の実顕地をはじめ関東の実顕地の持ち味を活かした運動展開の方法もあるのではないかと思っています。
「新しい案内所で研鑽会をする日は、ファームが休みでない日にしようよ。」と、買い物も兼ねての寄り合いになりそうです。

でも、コロナ禍の今、自由に寄って活動するにはもうちょっと先になりそうです。
案内所の引っ越しは終わったのですが、新事務所内の書類や備品の細かな整理収納を会員さんが寄ってやる予定なのですが、それは緊急事態宣言が解けてからになりそうです。

私もこれからはパソコンとスマホを駆使し、必要に応じて都心に出掛けるといった「何処にいても案内所」と思ってのスタートです。

◆「ヤマギシズム東京案内所」  松本直次
住所・〒194-0035 東京都町田市忠生2-29-18
電話・042-851-9180 Fax・042-851-9181