本の紹介
毎日本を読んでいるのだが、ごくまれに凄い本と出会うことがある。
この本は今、春日山でちょっとしたブームになっているので、村ネットでも紹介してみたいと思った。
著者は過去にNHKなどにも出演しているのでご存知の方もおられるだろう。
古来より言語を持つ動物は人間だけであると言われてきた。現代人もほとんどの人がそう思っているだろう。
この本にはその常識を覆す歴史的発見が著されている。
鳥の鳴き声に何らかの情報が含まれていることはある程度想像される。例えば危険を知らせる鳴き声だったり、求愛だったり。
しかし、それが言語であると仮定すると、そこには文法であったり単語が存在しなければならないだろう。
結論から言えばシジュウカラの鳴き声にはそれらがあったのだ。
この本の凄いところは鳴き声が言語であることを検証するためのアイデアを考案し、それを万人に認められる形で実証した点だ。
どのようにして実証したのか?
そこまで書くとさすがにネタバレに過ぎるので、買って読んでみてください。
動物言語学はこれから発展していくのだろう。
牛や豚も言葉を喋っているのかも知れない。
面白くて、一気に読んでしまいました。柔軟に発想して、地道に実験を繰り返していく熱意に感動します。
それで証明される結果についても決めつけようとしない感じがイイですね。
今朝、小鳥の声を聞いて、私に知らない未知の広い世界があるんだろうな~とワクワク。
この方が、出演された番組を最近見ました。Eテレで。北海道でシマエナガを探す内容でした。凄く良かったです。
再放送があります。
13日 pm2:35~3:05 Eテレ
No ASOBI のあそび 僕は小鳥になりたい
情報ありがとうございます。
録画予約しました。