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私たちの春祭り 【ドイツ】


 

 

 ドイツに住んでいる娘(旧 鹿野由・元学園生)が、「東日本震災の為に何か自分もお役に立ちたくて、気持ちを伝えたくて」近所の人達と義援金募集の春祭りを開いたそうです。

 皆さんにも紹介したいと思って投稿しました。

【豊里実顕地 鹿野とも子】

 

 5月15日にMama Miaという子供達と親のグループで東日本震災義援金の為の春祭りを開きました。

 2時30分からスタートして、まずは、グループのお母さんたちが作ったケーキとコーヒーが販売され、同時に子供向けに色々な遊びのお店が出されました。折り紙、シャボン玉、サッカー、サーカスの皿回しや玉投げ、ガス風船(メモに日本の人たちへの励ましのメッセージを書いて飛ばしました)

 子供も、大人もみんな楽しんでいました。『素敵なお祭りね、楽しいね』と声をかけてくれました。

 5時過ぎ位から日本メニューの夕食を販売しました。太巻きお寿司、焼きそば、カレーライスどれも美味しいと喜ばれました。

 ご飯準備には、『私も何かやれるよ』と日本人のママさん達も駆け付けて来てくれて下準備からカレー作り、お寿司巻き、彼女たちのおかげで夕食に間に合いました。夕食少し前に日本人のママさん達は帰って行きましたが、その後も『私食器洗い出来るよ』とか『僕焼きそば焼きやりたい』とか、みんなすごく楽しく、川の流れのように事が成り立っていました。最後にお母さん達が『代わりの人が来なくてやり続けてたけど、すごく楽しかった。』と言っていました。

 高学年のお姉ちゃんやお兄ちゃん達も夕食の盛り付けなどに積極的に入ってくれて、みんなが重なり合って出来たお祭りでした。

 お祭りの後も、みんなからのやさしい気持ちがうれしくて、私一人しばらく興奮していました。みんなにありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。

 また来年も春祭りをしよう!と私一人思っています。

Raps Yuki(旧 鹿野由) ドイツ