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韓国特講炊事係をやってみて


受け入れてくれたソンヒさんと

受け入れてくれたソンヒさんと

 「韓国は寒いからね」と送り出されてきましたが、床がとても暖かく、北海道生まれの私にはなつかしい暮らし環境でした。

 食事は野菜がとても多くて、特に毎食用意される生野菜の量にはびっくりしましたが、特講生は良く食べました。

 20代から60代の人までいましたが、食器洗浄して様子などから、真剣に取り組んで日に日に研鑽が進んでいるなあと感じました。ソンヒさんとみどりさんが調理中心に進めてくれる中で今、私がやれること―食事の準備等をやってきました。

 特講生もシャワーや食器洗浄は村人生活空間の中で共に暮らしました。暮らしを通して村の人たちみんなが心一つになって特講生を受け入れてやっていて、今ここにいる自分も一緒にやっていきたいと思って、一週間を過ごしました。又、私の健康のことではずい分気を使って頂きました。

 1月15日、8人の特講生は地域に出発し、3人の若者は、村の生活体験に入りました。

村上美津江 那須実顕地

 近いなあ~ 距離だけでなく、人も、風景も、気候も、食べものも、全てのものが隣の実顕地に来たような外国とか他の国という感覚はなく、言葉は違うけれど、気持ち・心はよりそっている。そんな韓国実顕地で、特講生も皆これからの生き方を考えようと集まって来て、毎日真剣にテーマに向き合っている様子でした。

 どんな料理になるのか判らずに野菜を切ったり、焼いたり、並べたりしましたが、とにかくソンヒさん(受け入れて調理をしてくれる)の美味しい食事を用意したい気持ちを受けてやってみました。

 どんどん顔が明るく、食欲も増してきて、特講生は出発の日を迎えました。

 最終日の昼食にソンヒさんは『生まれ変わった特講生』に韓国でお誕生日に作る『赤飯』を炊きました。

 幸福社会づくりの仲間が11人も増えて、私も一緒にやってゆきたいです。

矢頭みどり 榛名実顕地