【エッセイ】
モンゴルノートⅡ
その色は 春花の咲く前の幹や皮に蓄えられてあり
この時期の桜の木を切れば
必ずやその色を得て
麻布にその淡い桜色を再現できるという不思議
つまり
目の前の美しい桜の花は
既に過去のものであるのかと
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その色は 春花の咲く前の幹や皮に蓄えられてあり
この時期の桜の木を切れば
必ずやその色を得て
麻布にその淡い桜色を再現できるという不思議
つまり
目の前の美しい桜の花は
既に過去のものであるのかと
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柳さん
面白く読ませてもらいました。力作ねー。
こういうものを書きたくなる、柳さんの中から引き出す、ロマンがモンゴルにあるのね、きっと。
真摯なモンゴルの人達に触れて、いっそうそれを掻き立てられのでしょうか?
ちょっとページを繰りながら読むのに努力がいるのはまだまだ画面作りの未熟な私達の
課題ですね。