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特講ってなんだろう、、、?


第1901回特講交流研

 
 3月4日に春日山交流館で1901回特講交流研が開かれました。

 今回は青森の和服クリーニング屋さんから3人参加されていたり、会員活動をズーとされている山下陽子さんがお嫁さんを送り出していたりで、特講の研鑽会は10人でしたけれど、背景の人達も輪の中にいたような気がしますと、言ってる方がいました。

 そう言えば第2回特講の渡辺操さんも、姑のことが特講で解決したと以前言っておられましたね。今回係りを初めてした岡本郁恵さんの父岡本さんと祖母の渡辺操さんが会場に来ていて紹介され、ちょっとしたどよめきがおきました。
「歴史を感じるねー」の声も。

 時の流れと言えば今回の特講生のひとりは、4歳の時にご両親が特講と研鑽学校に参加してその時に、自分が子供預かりに預けられた記憶が鮮明に残っているそうです。37年前の記憶です。係りの人に反抗して山の中を歩き逃げた記憶だそうです。その自分が今、ここにいるんですから不思議ですねーと。
 どのひとも、自分はこうだ、またはこうあるべきと頑なに思っていたことがみんなの中に出していくうちに溶けていく実感を味わったようです。

 橋口さん(進行係り)の
「特講ってなんのためにあるんだろう?」

の問いかけに
「わたしが幸せになるためです。私が幸せになったらみんなが幸せになる。みんなが幸せになったら私が幸せになる。うまく言えないけど、、、、繋がってるから、、、」

 特講生はその言葉にどの人もうなずいていました。

 参加者が少ないことを予想してか、こじんまりとした会場が用意されていましたが次々と入ってくる人で、結局会場いっぱいでしたね。
 毎度のことながら心温まるその場の力に包まれて、帰路は心がポカポカ春・真只中でした。

【春日山実顕地 平島春美】