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研鑽ってなんだろう?


Sheyさん

Sheyさん

2/20から今日まで春日山実顕地で実習をしていたshey(シェイ・60才)さんと帰国間際(4/8)に奈良の法隆寺を散策してきました。(春日山から1時間位で行きます)同じく4/10で医療交流を終わって榛名に帰る平尾和子さんも通訳を兼ねて一緒に行きました。

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道中いろんなお話を聞かせて貰いました。彼はカナダ生まれの日系3世で生粋の日本人です。
お爺さんが明治時代に滋賀県からカナダに渡って、お爺さん・お父さん2代にわたって鉄道の仕事をされていたとか。移民ですからそれはもう、厳しい暮らしだったそうです。Sheyさんは弁護士をされていました。ご両親と息子・娘さんがカナダに在住されています。

彼はオーストラリア第2回特講をパートナーといっしょに受けられました。(パートナーは最近、オーストラリアに移住)

春日山の印象はどうですか?

最初は寒くって(2月の一番寒い頃でしたもの)みんなが寒かろうとセーターや上着を用意してくれて、温ッかでした。
彼は暖かい季節のカナダとオーストラリアを行ったり来たりしていて、とっても薄着でいらしたんです。まわりの人の第一声は

「寒くない?」とか「なにか用意してあげたら、、、」
でしたね。春日山では、住生活部の熟年男性に囲まれておもしろかったようです。

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ひとりひとりと仕事が出来るように長谷さんが組んでくれて、みんなとできたのがよかったです。他の人にはわかりませんが私には、

「そんなに働かなくっていいからね、長い時間やらなくっていいよ」
って声をかけてくれました。(笑) 

みなさん(自分で)調正しながら仕事していますね。みなさん健康な感じがします。

1-2013-04-08 奈良に遊ぶ(shyさんインタビュー)

オーストラリアの今後の動きは?

(第4回特講の開催はちょっと思案中みたいです)

久保田和子さんにもっと「研鑽」について学ばない(?)と難しいと言われました。

その意味が最初はわからなかったけど、ここに(日本)きて少しわりました。オーストラリアの特講は『コミュニティーを作りたい人』と『ヤマギシズムの考え方に興味のある人』と両極になる。

コミュニティーを作りたい人達はすぐ「やろうーやろうー!!」と形を真似ることに走ります。むずかしい、、ね。

Sheyさんが2月の研鑽学校2に参加した時の交流会での感想が私も印象に残っています。

「学園出身の若い子達が研鑽にとっても慣れている」と発言されていました。本人達は「この研学で初めて研鑽に出会った」と言っているのですが、、、。
「6ヶ月後に又くるかもしれません。」
今度はパートナーとご一緒に是非いらしてください。
奈良もまだまだ、歩くところたくさんありますよ。この日は一日中歩いたのでお休みの挨拶は『今日はよく眠れます』でした。(彼は我が家のお隣の部屋でした)
法隆寺・参道(夢殿のほうへ向かう)

【春日山実顕地 平島春美】