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春日山から北条へ【乳牛】


1-yanagi

春日山の育成牛を、豊里の次に、いつかは北条に出荷したいと願っていました。

春日山は、この夏の8月に、ホルメスが35頭くらい、生まれる予定です。
そうすると、春日山の子牛舎は満杯で、とても収容できないということ。

そこで、願いと歓びを、前倒しにすることにしました。
北条の乳牛に、春日山の育成牛の孕み(和牛の種のついた)を8頭受け入れてもらうことになったのです。

他の牧場に出荷する手だてもないわけではないのですが、北条の小野口君が、「春日山の牛は良いから」と太鼓判を押してくれました。

北条の乳牛部も夏のお産は多いと聞いていましたが、そこは北条の心意気に、乗せてもらって、まずはまずまず、出荷です。
そして、年末にも15頭くらい、北条に出荷の予定です。

内地(本州)の育成牧場として、豊里と北条と春日山の連携プレーの始まりです。

春日山の育成牛の特徴は、一見、鼓張症と見誤るほど肋が張っていること。
つまり、臓器をしっかり抱えられる体型なので、よく食べます。
また、後足がスッと細く、小股が切れ上がった良い育成牛だと玄人衆から太鼓判です。

ちなみに、初産で30キロ/日量 保証できるかな。
北条に行ってからの活躍を期待してますよ。われらが娘牛たち。

思わず 「ウヒッヒッ 」 と声が出てしまう。

【春日山実顕地 柳文夫】