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村の田んぼの稲刈り【春日山】


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春日山には「光田農園」という田んぼがあって、田植えや稲刈りをやりながら幼年さん始め、村の子ども達と一緒に米作りを楽しんでいる。

今朝職場で正二郎君から「今日は午後3時半から稲刈りをやりますから!」と声がかかった。

なんでも、予定していた月曜が雨になりそうで、昨日の連絡研で急遽今日やろうとなり、しかも例年主になってやってくれている自給飼料メンバーは、この秋は天気が続かずわら収穫に送り出したいとのことだった。

3時過ぎに田んぼに行くと、既に光太郎・正二郎君達が大分刈り始めていた、ほか3人のおじ様たちはハザ掛けの準備をやっていた「えっ、これだけ?」と思いながらも、僕は鎌を持って、手刈りをはじめた。

手刈りの場所は田んぼがかなりのぬかるみで稲刈り機が入って行きにくいところをやった。
よう考えたら、僕は生まれてから、まだ稲刈りをやったことがないんや。
ぬかるみのところはやりにくい。長靴がとられて歩きにくいし。休み休みしながらやった。それでも意外とやれるもんや。

すばやく刈る上門さん

すばやく刈る上門さん

すると、上門さんがやってきて、手刈りですばやくやり始めた。
「おっ、慣れた手つきやんけ!」と思いながら見とれていた。

各職場から来たほかのおじ様達も、刈った稲を天日干しにするため、ハザ掛けをどんどん進めていた。ボールを放すようなスポーツ感覚でやっているのがほほえましい。

まるで何かのスポーツのようだ

まるで何かのスポーツのようだ

すると、さをりちゃんや志穂ちゃん達が幼年さんを連れてやって来た。
村のお母さん達も何人か駆けつけてきた。
早速、稲の天日干しのハザ掛けに入ってもらう。

そして、太陽の家の子どもたちもやってきて、みんなの動きをじっと見ていた。
こんな小さなときから農の歳時記を見るって、将来どうなるのかな?
また大きなリングのピアスを付けた、若いお母さんの農スタイルもなかなかのもんやないか!

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みんな集まり刈り取りからハザ掛け全てをやり切った。

稲刈りの最中、光田農園の前をわら運搬の自給飼料メンバーのトラックが何度も往復していた。わら収穫も少しは進んだようだ。

日曜からは台風の雨のようだ、農ある村の暮らしってほんといいもんだ。
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【春日山実顕地 橋口利明】