紅く染まってきましたよ【飯田】
みなさんおはようございます。
さて、気づけばもう９月下旬！
いやぁ、時の経つのは早い・・・
トップ画像、ほんのりの紅く染まってきたのは「早生ふじ」という品種です。
来歴は秋田県のある農家の果樹園で発見された突然変異のりんご。
もともとはふつうの「ふじ」だったんですけど、枝の一部が変異をおこして、その枝だけ早く熟すようになっちゃったそうです。
その枝を接ぎ木で増やして全国に広まりました。
DNAレベルで「ふじ」といっしょなので、味はばつぐん。
甘く、ジューシーで風味もいい。
日持ち性はふじよりも劣ります。
先日から、この「早生ふじ」の着色管理「葉つみ」を進めてきましたが、ようやく完了。
こんな感じにりんごを影にしてる葉っぱを取り除くと、白い部分が見えてきます。
りんごが紅くなるには
甘さ
気温（最低気温１６℃くらい）
太陽光
この３つが重なると赤い色素が発露してきます。
ちょっと話がずれますが、この葉っぱをとるとらないで、けっこう議論がされてるのをご存知でしょうか？
葉っぱを取らないほうが、光合成を阻害しないので、おいしいりんごがなる。
というのが、葉っぱ取らない派の言い分です。
理屈ではごもっともですが、うちの果樹園でも試してみたところ、葉っぱをとってりんご一個一個にお日さまがあたった方がはるかにおいしいりんごに仕上がりましたぁ！
くだものは食べるだけでなく、見て味わう要素もありますしね！
なので、うちでは葉っぱとる派ですねｗ
「早生ふじ」
９月２５日ころから収穫開始です。
お楽しみに。