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ああ、季節が変わったなあ【タイ】


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こちらは、半年間の雨期が明けて乾期に入りました。

今年は10月19日が「出安吾」でした。「出安吾」というのは、タイ語で「オークパンサー」と言って、ちょっとカッコイイ名前です。雨期の間お坊さんは外出を控えて、お寺で修行に励みます。毎年日が違いますが、「出安吾」の日がだいたいその年の雨期明け時期になります。

雨期の後半、9月10月は毎年洪水の心配があります。一昨年程の大規模な洪水ではありませんでしたが、今年もタイ各地で洪水があり、タイ実顕地周辺も水嵩がどんどん増してきて、一時は堤防決壊の危険もありましたが、なんとか持ち堪えました。畑への被害はないと見極めて、川添夫妻が日本へ交流に出発しました。

タイ実顕地は今、上田夫婦と本部由美子さんの3人です。3人ではやっぱりさびしいですが、乾期の明るい日差しや木々の間を渡る風が、まるで仲間みたいに、体や心を軽くしてくれます。

日曜日は由美子さんに家の美化や食事作りをお任せして、私はエビ工場の事務所の美化をしました。工場は、いつも「きれいに、きれいに」と心がけていますが、事務所は後回しにしています。

今日はすっきり掃除が出来て、窓から見える景色も明るくて、「ああ、季節が変わったなあ」と実感しました。
空も真っ青でした。

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【タイ実顕地 上田師代】