ページを印刷 ページを印刷

第21回松阪子牛市場褒賞授与式【豊里】


10-松阪子牛市場 022

13日松阪子牛市場の共進会があり、豊里の牛が去勢部門の1・2位、雌部門の1・2・3位を授与されました。全体で56頭出場し豊里からは47頭がでました。生まれて10か月程の子牛です。
大勢の審査委員が1頭ずつ、子牛としての適性なつり合いがあるか、毛の柔らかさや密度、皮膚のゆとり、体高、体積、など細かく5項目にわたって観て行きます。この時期はできるだけ脂がつかないようにとか、お腹に弾力が欲しいとか、胴体はいいけど足が開いているとか、結構厳しく見て夫々3頭を選んでいきました。
選ばれた牛は足腰がしっかりして、これからの伸びしろがあり、品格があるという評でした。子どもの頃はでっかいというより、絶対食べそうで、年々大きくなっていくだろうという将来性の方が大事なんだなぁと人間に引き付けて考えてしまいました。次の日の肉牛の出発研では、「顎がしっかりするにはどんな要素がある」とか、「あの足がおかしかった牛は出荷の時どこかに当てたらしい、あれが一番よかったのに」とか去年の7月8月生まれてから出荷までを振り返ったり、みんなで育てて来たんだなぁといろんな話で盛り上がりました。

16-松阪子牛市場 051

【豊里実顕地 喜田栄子】