バターづくり体験【豊里ファーム】
ファームの企画で、手作りバターやろうよと話が出たのが1ヶ月前。
やれたらいいねとのんびり構えていたら、ファームのメルマガにお知らせが載ったとたんに申し込みが来はじめた。後に引けなくなって、どうやってやるんだと乳牛と精乳のメンバーに聞いてみたら、手作りバターを作れる人が誰もいないことが判明した。
ホモジナイズ（均質化）していない牛乳をペットボトルに入れて、思いっきり振るとバターができると聞いてきて、搾りたての原乳250mｌを鍋で加熱殺菌したものを500mｌのボトルに入れて、乳牛の朝の出発研しながらペットボトルをガンガン振って、疲れたら隣の人にパスしてみんなで振って、正味30分で初めてのバターづくり成功。
250ｍlの牛乳から、種無しブドウ1個分くらいの分量のバターができた。
どんな温度帯でどんな振り方をしたらよいか、毎日の出発研をやってる間に試作を繰り返して方法が確立したその時、生クリームを使って作る楽チンなバターづくりにしてね、とファームから。
バターがいかに貴重で、つくるのがどんなに大変かを知って欲しかったなあと、残念な思いを引きずりつつ、次は舞台を精乳に移す。
五味さんからバターに関するレクチャーを受けて、特別に用意してもらった自家製生クリームを入れたペットボトルを振ってみたら、あっという間に大量のバターができて、精乳部のみんなと一緒にちょっと感動した。
企画については、事前の描き・準備の段階から佳子さんと朝子さんに入ってもらった。
当日は、初企画なものでバタバタしつつもバター作りは参加者全員、概ね成功。
出来立てのフレッシュバターを天然酵母パンに塗ってもらい、副産物のバターミルクも活用してイチゴミルク作りも。あちこちからオイシイオイシイと声があがってた。
