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わんぱく一年生、はじめての夏休み!


カレー作品 004

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長い長い夏休みが始まる。さてさて、あのパワーいっぱいの男の子3人に、どんな夏休みを用意したいかな・・・
そんなことを一年の親で集まって考えたのが7月のあたま。
幼年部から帰ってきて、沖永さん達に受け入れてもらってやってきたことも振り返りながら、夏休みを描きました。
親の職場に子どもを連れて行って一緒に過ごすのもいいけれど、村にいるお父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごせたらいいな。いろんな体験をして、発見をして、驚いたり、スリルを味わったりしながら「村の探検」ができたらいいな。
そんなことを願って、たくさんの人に声を掛けさせてもらいました。

真夏の暑い中の受け入れは厳しいという人、企画や出張があって無理だなぁという人、いつでもおいでという人、こういうのがやりたかったという人、反応は様々でしたが、振り返るとたくさんの人にパワーあふれる男の子たちを受け入れてもらいました。
米山のおっちゃんとは野球場の芝生に水やり。水着を着てお手伝いをして、ずっと水浴びができたことが楽しかった様子。
奥村のお父さんとは大阪までトラックに乗せてもらい、途中で買ってもらったドリンクが最高に嬉しかったとか。後部座席で熟睡したのもいい思い出に。
鹿野のじぃじとは念願の白鳥の池で鯉釣りをして、そのあといろんな乗り物にのせてもらったとか。途中で怖くなって泣いた子も出ました・・・。
建設部では台風のあとの片づけを一緒にやらせてもらったり、義樹お父さんには映画館へ連れて行ってもらって次回の約束までしちゃったり。
私にくっついて子牛のお世話を一緒にやった日は、牛というよりハエで遊んだり、ミックスされている餌を種類別に分けて遊んでいたり・・・でも、それを張り切って「いっぱい仕事した!」という。

― 中でも長期にわたって受け入れてくれたのが福島のおじいちゃん。療養中であまり声を掛けないほうがいいかなと思ったら、「いいよ」と嬉しい言葉。早速こどもと福島さんの家を訪ねると、たくさんの仏像や彫刻に圭吾が釘付け・・・。
「おじいちゃん、あの天狗見ながら寝るの?怖くないの?」「これはどこで買ってきたの?」「これは自分で作ったの?」と質問攻め。おじいちゃんの作ったおもちゃを見ると、すぐに遊びだして帰れなくなってしまった。
福島さんはその様子を嬉しそうに見て、「こんなの一緒に作ろうか」「どんなのを作りたい?」と声を掛けてくれて、木工教室が実現しました。
まずは自分が何を作りたいか考えるところから始まる木工教室。一日では終わらないのがよかったかな。今日はここまで、また明日ね、というその空気がよかったな。
福島さんと一緒に作り上げた子どもたちの作品を展示したいと思います。見て下さい。

カレー作品 004-tile

夏休みは楽園村にも参加したり、洋平君と聡くんにサッカー教室を始めてもらったり、ファミリーバトミントンに参加したり、村ではたくさんの人に見てもらって、大きく成長したように思います。
ありがとうございました!!
今日からは今井悠くんも加わって男の子4人になりました。今日は大江のお父さんの畑で受け入れてもらいました。
4人になって、さらにエネルギーいっぱいの一年生ですが、これからもよろしくお願いします!!

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【豊里実顕地 穐本加奈子】